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*** LP ： USA / 70 / Bell / 6047 ***
■　コンディション　■
A / A
CO ; ジャケット左上に1cmのコーナーカットがありますが、抜けやリングウエアはなどのダメージはなく、中古としてこれ以上は望めないコンディションです。
盤面にはひげや紙擦れはなく、中古としてこれ以上は望めないコンディションです。

ハングリー・ウルフやアグリー・カスタードとほぼ同メンバーによる覆面バンド、ランプルスティルトスキンの1stです。
アメコミ調のジャケットのためほぼ無視されていますが、パトゥーに通ずるサイケ・テイストを漂わせた英国ハードの超名盤です。
メンバーは、初期のデヴィッド・ボウイのバック・ミュージシャンやブルー・ミンク（Blue Mink）で知られるベーシストのハービー・フラワーズを中心にしたMorgan Studioのセッション・ミュージシャンです。
米国では、例えばサザンロックなどでセッション・ミュージシャンによるアルバムにはとんでもない名盤があるのに、英国ではほとんど思いつかないよね？
本作は、英国セッション・ミュージシャンによる数少ない名盤と断言してもいいでしょう！
さて、肝心の内容です。
A-1「Make Me Make You」は当時「イケイケ」だったレッド・ゼッペリンのようなハードなリフの剛速球ハード・ロックですが、その後の展開はアシッド・テイスト満開のハード・ロック、ジャズ・ロック、プログレ創成期の70年前後の英国B級ロックにしかない「ごった煮サウンド」です。
ソウルフルなヴォーカル、クラシカルなオルガン、過度なファズ・ギター、うねりまくるベース、ドコドコなドラムなど、70年代初頭の英国ならではのエネルギーに満ちたサウンドはその手のものが好きな人には無条件で受け入れられることでしょう。
リフ多様の強烈なハード・ロック、ヴォーカルをメインにしたブルース・ロック、ジャズ・テイスト満開なアシッド・ロック、骨太なファンキー・ナンバーなど、70年代前半の「黄金の英国ハード・ロック」の全てを内包した大傑作！
どこでも語られていませんが、発売元が「英国Bell」であるのも重要なポイントで土臭さがあるのですね。
ハード系に限らず、ちょっと激しい英国サウンドが好きな方には無条件でオススメです。
大傑作！
【参加メンバー】
Vocal ; Peter Charles Green
Piano & Organ ; Jeremy Eagles
Guitar ; Andrew Balmain
Drums & Percussion ; Rupert Baer
Bass ; Jackson Primrose
Special Effects ; High Murphy
【収録曲】
A-1. Make Me Make You 6:07
A-2. Poor Billy Brown 8:02
A-3. Knock On My Door 2:35
A-4. No One To Turn To 3:16
B-1. Mr Joe (Witness For The Deffence) 6:45
B-2. Pate De Foie Gars 2:43
B-3. Rumplestiltiskin 3:19
B-4. Squadron Leader Johnson 4:50

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