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3L-01633 | 商品ID | 49439232 |
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SOLD OUT |
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3L-01633 - Bread Love And Dreams / Bread Love And Dreams (台湾) - Sold Out
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*** LP : 台湾 / ?? (69) / 柳風唱片 / LP-163-B ***
■ コンディション ■
A- / B-
ジャケットはペラペラの薄ジャケで、おそらくは当時のシュリンクに完全に入った状態です(盤をどのように包んでいたのかは謎です)。
激レアな英国盤や価格高騰中の米国盤のジャケットとは色合いが異なり、「バンド名がピンク・写真がモノクロ」で、この色合いが絶妙なんてもんじゃなく、オリジナル盤もこの使用にすればよかったのに……
盤面にはひげや浅い傷が散見され、ところどころチリノイズを拾いますので、稀少な英米盤のように神経を使わずにガンガン聴くのに適しています。
こりゃ、驚いた!
インチキ臭い台湾盤やロシア盤はマニアにとっても魔界ですが、ブレッド・ラヴ・アンド・ドリームスまで出ていたとはねぇ〜!
ま〜、珍盤なんてもんじゃなのですが……激レアな英国盤や価格高騰中の米国盤のジャケットとは色合いが異なり、「バンド名がピンク・写真がモノクロ」なのが、ものすごくいい雰囲気を醸し出しているんですよ。
この色合いが絶妙なんてもんじゃなく、オリジナル盤もこの仕様にすればよかったのに……
さて、激レアな3rdばかりに人気が集まるブレッド・ラヴ・アンド・ドリームスですが、あまりにもプログレしていてどうも苦手な方は多いはずです。
私自身の好みもドリーミーなアシッド・フォーク臭の漂う、この69年の1枚目が最も好きなんだよね。
しかも本作後にも2枚のアルバムを残していますが、女性ヴォーカル本作発表後に1人は脱退しまったため、男1人女2人による幻惑的で虚ろな雰囲気が漂いますが、適度にポップで、聴きやすい必殺の英国アシッド・フォークです。
また、ぶっきらぼうな歌いっぱなし状態の声と可愛らしい声という女性ヴォーカルの対比が絶妙なんですよ。
さて、グラスゴー育ちで西スコットランドで多くのバンドに参加していたというデヴィッド・マクニーヴンが、ある晩アンジー・リューとキャロリン・デイヴィス―と知り合ったことから、ブレッド・ラヴ・アンド・ドリームスの物語は始ります。
その時までにデヴィッド・マクニーヴンはレナード・コーエン、インクレディブル・ストリング・バンド、バート・ヤンシュなどを心酔していたそうですから、そこに69年という時代背景を加えれば、本作の内容は分かったようなものですね(蛇足ながら、本作から2nd、3rdと聴いていくと、サイケからプログレが派生した事実も伺えます)。
盤質チェックを兼ねながら、簡単に印象を記してみたいと思います。
A-1「Switch Out The Sun」とA-2「Virgin Kiss」は爽やかなアコギのアルペジオと男性ヴォーカルに女性コーラスが木霊する正統派フォークで、A-2で男ヴォーカルがボブ・ディランを気取っているのがおかしいです。
A-3「The Least Said」は「待っていました!」の女性の1人がリードを取り、もう1人の女性が絹糸のようなコーラスをつける儚いアシッド・フォークで、本作の最初のハイライトです。
A-4「Falling Over Backwards」は、A-1とA-2と同じタイプの曲です。
A-5「Lady Of The Night」は、女性の1人がリードを取る子守唄のように安らぎを覚える曲で、ハープの伴奏が実に効果的です。
A-6「Man Street」は一転してジャグっぽい賑やかな曲ですが、やっぱり女性2人のコーラスが麗しすぎるのですよ。
B-1「Artifical Light」は「渚のボードウォーク」を思い出してしまうポップなフォーク・ロックのA-3に似たタイプの曲で、大好きな曲です
B-2「Until She Needs You」は女性ヴォーカルが朗々と歌うスタンダード風のアシッド・バラッド?
B-3「Mirrors」はのっけから珠玉の男1人女2人による幻惑的コーラスが聴ける英国伝承歌(「Mitty Groves」ですね)を踏襲した素晴らしい曲で、リードを取る男性ヴォーカルと終始寄り添う女性2人コーラスが羨ましい、「この曲を聞かずに英国フォーク・ロックを語るな!」と言いたくなっちゃうほど素敵です!
B-4「Poet's Song」は一転SSWタイプの曲ですが、女性ヴォーカルとコーラスに終始優しく寄り添うリコーダーの美しさは、「英国的」としか言えませんね。
B-5「The Yellow-Bellied Redback」は控え目ながらも厳かなイントロに始まり、頑張ってトーキング・ブルース・スタイルで歌う女性ヴォーカルを「思わず抱きしめたく」なっちゃいます。
B-6「95 Octane Gravy」はラグっぽい曲です。
ほぼ全曲で(主に)後半に安っぽいストリングスが被さってくるのが、唯一の難点かな?
でもメジャーならではの録音……ストリングスさえ入っておらず、「99枚自主盤」だったら鬼畜価格になっていたことでしょう。
あまり語られませんが、愛すべき佳作です!
【参加メンバー】
Carolyn Davis ; Guitar, Vocals
David McNiven ; Guitar, Keyboards, Vocals
Angie Rew ; Flute, Vocals
【収録曲】
A-1. Switch Out The Sun
A-2. Virgin Kiss
A-3. The Least Said
A-4. Falling Over Backwards
A-5. Lady Of The Night
A-6. Man Street
B-1. Artifical Light
B-2. Until She Needs You
B-3. Mirrors
B-4. Poet's Song
B-5. The Yellow-Bellied Redback
B-6. 95 Octane Gravy
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