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*** LP ： ?? / ?? (68) / Breeder / LP 33 ***
■　コンディション　■
B+ / A
RW ; 表ジャケットに薄いリングウエアがあります。
四辺（特に天）が白く擦れていますが、抜けはありません。
裏ジャケット右上の4cm四方以内に茶色い染みが浮いています。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

アシッド・サイケデリア・キング、ダリウスことロバート・オットによる68年の唯一作（2002年に発表された、未発表だった2作目も高水準の内容）です。
ソフト・ロック・ファンにはレッキング・クルー（Wrecking Crew）のメンバーとしてカート・ベッチャーとのコラボレーターで、広く知られていますね。
本作は、マイク・デイジー（Mike Deasy）とレーベル・メイトのパワー・サイケ・トリオ、ゴールデンロッド（Goldenrod）をバックに従えての録音で、高度なテクニックに裏打ちされたギター・ワークを中心としたクールなバッキングにささえられています。
ですが主役はあくまでもダリウスのヴォーカルでして、個人的に耽溺なディノ・ヴァレンティの大傑作ソロと双璧の珠玉のサイケデリアなのです。
第六感を刺激する浮世離れした、深くブルージーなのにどこか虚ろな歌声とソング・ライティングが、本作の全てでしょう。
収録曲は全てオリジナルで、ブルース調のものやバラードまで変化に富んでおり、メロディーの豊潤さが際立ちます。
サポートするマイク・デイジー（Mike Deasy）とゴールデンロッドも実に繊細な演奏で、ダリウスのヴォーカルを引き立てて、深いアシッド感をたたえた夢心地の異空間へ誘ってくれます。
2002年（録音は67〜71年です）になって突如発表された未発表だった2作目も同じ質感のアルバムです。
https://www.disk-market.com/?pid=34391806
【参加ミュージシャン】
Robert J. Ott (Darius) ; Vocals
Ben Benay ;Lead Guitar
Mike Deasy ; Guitar
Toxey French ; Drums
Jerry Scheff ; Bass
【収録曲】
A-1. Shades Of Blue 2:10
A-2. Dawn 2:18
A-3. Mist-Veiled Garden 2:58
A-4. I'm The Man 2:37
A-5. I Feel The Need To Carry On 2:39
B-1. Dirty Funky Situation 2:59
B-2. Blow My Mind 2:31
B-3. Sweet Mama 2:32
B-4. Ancient Paths 2:26
B-5. Hear What I Say 2:38

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