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3L-01414 | 商品ID | 40511337 |
在庫数 |
SOLD OUT |
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3L-01414 - Sun Ra / Space Is The Place - Sold Out
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*** LP : ?? / ?? (72) / ?? / No Number ***
■ コンディション ■
A- / A
TOC-I ; 表ジャケットに3mm×1cm以内の剥がれがあるので「A-」にしましたが、リングウエアや角打ちはなく綺麗です。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
サン・ラ(Sun Ra)様が72年10月19、20日にシカゴ録音の時空を超越した宇宙的大名盤です。
あまりにも神格化されているサン・ラ様に興味はあるものの、眩暈がするほど膨大なリリース(50年代からこてこての自主レーベルSaturnより週刊誌のようにレコードを出し続けました)のためどこから手を出したらいいのか分からない方がほとんどだと思われますが、ロック系(特にサイケ方面)やクラブ系のリスナーにもすんなり受け入れられるのが本作でしょう。
現在では『Space Is The Place』は映像作品もそのサウンドトラック『Soundtrack To Space Is The Place』も用意に入手可能ですが、その大元が本作になります。
タイトル曲の「Space Is The Place」はA面全てを費やした21分にも及ぶ力作で、サン・ラ様の世界観が満開でございます。
冒頭「ピョ〜ン」という異音に始まり、June Tyson率いるSpace Ethnic Voicesが「Space Is The Place」と繰り返すチャントの醸し出す祝祭的なムード、グルーヴィーなリズムとホーン・アンサンブルに、御大のぶっ飛びまくりのムーグやオルガンが時空を越えて舞い上がっているのでございます。
B面は様々なサン・ラ様の足跡の一面をうかがい知れ、B-1「Images」はエキゾチックなメロディーのナンバー、B-2「Discipline 33」はアタシの草野球のユニフォームの背番号にした名曲、B-3「Sea of Sounds」はドシャメシャのフリー・ジャズ、そして大珍曲にして代表曲B-4「Rocket Number Nine」と、サン・ラ様の多様な宇宙観の見本市なのでございます。
個人的な趣味ですが、サン・ラは70年代から80年代前半に尽きると思います。
ジャケットも手書きで手作り匂いムンムンな糞プレミアのSaturn盤はフリー・ジャズを聴き込んでいれば面白いのでしょうが、ミーハーなアタシにはキョトン?盤が多いんだよね。
「裏デューク・エリントン」と揶揄されていた時期もあったサン・ラ様が自己のワールドを的確に表現できるようになったのは、ムーグ・シンセサイザーの登場によるところが多いと思います。
70年代から80年代前半のサン・ラ様はフランク・ザッパもP-Funk軍団もお辞儀するほど天下無敵の快進撃で、スタンダードをやっても、ディズニーの楽曲をやっても、エスニック・ファンクをやっても、本作のA-1「Space is the Place」ようなスペイシーな曲をやっても、全てサン・ラ様ワールドになっちゃって楽しいったらありゃしない。
アーケストラの中心メンバーも強力で、本作にも参加しているジョン・ギルモアやマーシャル・アレンなど複数名はコルトレーン他有名ミュージシャンの誘いを断って、サン・ラ様と共同生活を送りつつ演奏活動を続けていました。
アルバムの数の多さから、よくフランク・ザッパやジョージ・クリントンと比較されますが、サン・ラ様を支えた主要ミュージシャンは甘い誘惑には目もくれず何十年もサン・ラ様に仕えたのでございますね。
一度もサン・ラを聴いたことのない方はぜひ!
本作が駄目ならサン・ラ様は体質的に向いていないし、受け入れられたらそから先は……ウフ*^^*
【収録曲】
A-1. "Space is the Place" - 21:14
B-1. "Images" - 6:15
B-2. "Discipline" - 4:50
B-3. "Sea of Sounds" - 7:42
B-4. "Rocket Number Nine" - 2:50
RecordingThe album was recorded on October 19 and 20, 1972 at Streeterville Recording studio in Chicago.
【参加ミュージシャン】
Sun Ra - Piano (2), Farfisa Professional = space organ (1,3,4,5)
Akh Tal Ebah - trumpet (2), flugelhorn (4), vocal (1)
Kwame Hadi (Lamont McClamb - trumpet (2,4)
Marshall Allen - alto saxophone (4), flute (3)
Danny Davis - alto saxophone (4), flute (3)
John Gilmore - tenor saxophone (2,3,4), vocal (1,5)
Danny Thompson - baritone saxophone (1), flute (3), vocal (5)
Eloe Omoe - bass clarinet (1,5), flute (3)
Pat Patrick - electric bass (1,2), baritone saxophone (4), vocal (5)
Lex Humphries - drums (4)
Atakatun (Stanley Morgan) and Odun (Russel Branch) - percussion (4)
Space Ethnic Voices:June Tyson, Ruth Wright, Cheryl Banks, Judith Holton (1,5)
Producers: Alton Abraham and Ed Michel
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