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*** LP ： UK 1968 / Transatlantic XTRA / XTRA 1070 ***
■　コンディション　■
B+ / A
ジャケット：表側のみラミネート・コーティングされた美しいジャケットです。コーティングは少しくすみが出ていますが艶も十分。白地の裏面は薄汚れと薄シミが見られます。それと何かの折に雨にでも濡れたためか、軽い波打ちが見られます。全体に四隅もピンとした良品です。
ディスク：ごくわずかな使用感のみの美品
マトリクスは A1/B1 。
パテントNo.入り穴あき内袋付属。

The Fisher Familyの長男、スコットランド・トラッド界の巨人、アーチー・フィッシャーの1stソロ作。
この人の作品ではブラックホーク99選にも選ばれた3rdの"Will Ye Gang, Love"が一番有名でしょうか。
日本では3rdに比べてこの1stはあまり話題にならないように思いますが、基本線は全く同じ。
まるで滔々と流れる悠久の大河のように、豊潤ですべてをやさしく包み込むヴォーカルの素晴らしさはこの当時から不変です。
自身のギターの他にピッコロやフィドルが加わったバックの演奏も実に見事。1曲シタールが入った曲もあり、これがまたえも言はぬ効果を出していてもう何曲かこのアレンジで聴いてみたい気がします。
犬を連れて公園のベンチに3人が座っているジャケ写がまた超英国的でたまらない味わいがありますね。
アーチーはこの後、Barbara Dicksonと組んで素晴らしい連作を発表していくことになります。
英国トラッドの基本、原点の1枚！

[A]
Open the Door Softly (1.57)
Reynardine (2.39)
The Terror Time (2.39)
The Three Gypsies (2.57)
The Kilder Hunt (2.40)
The Trooper and the Maid (1.54)
[B]The Child on the Road (2.22)
The Beggar Wench (2.20)
Bogie's Bonnie Belle (2.51)
Matt Highland (4.38)
Farewell She (Roud 803) (2.38)
The Snows They Melt the Soonest (2.18)

All tracks trad. exceptTrack 3 Ewan MacColl

Archie Fisher, vocals, guitar, dulcimer, concertina, sitar;
John MacKinnon, violin, mandolin;
John Doonan, piccolo, whistle

Recorded at Craighall Studios, Edinburgh, and Livingstone Studios, Barnet, 1968;
Produced by Bill Leader;
Design and photography: Sovereign Studios, Leeds

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