*** LP : USA 1969 / Capitol / SKAO-207 ***
■ コンディション ■
B+ / B / PH TOC-II
ジャケット:見開き中面中央が開口部のユニパック仕様。右上パンチホール。左右した角薄スレ。上下辺スレ、背表紙はスレ少々。表裏とも微スレ少々でまずまず。中面は右側にスレ。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面は薄スレ少々、すり傷ぽいのが少々。ざっとつまみ聴き試聴しました。細かなチリプチ、バックグラウンドノイズ、プツ音等やや多めですが鑑賞を妨げるほどのものではなく、B評価とはしましたが普通に聴けるレベルと思います。実際の音源でご確認ください。
スワンプ裏名盤のサーフズ唯一作「アーリー・バード・カフェ」。
後に数多くのセッションプレイヤーとして活躍、また自身のソロ作もスワンプ名盤として高い評価を受けているマイク・フィニガンが最初に組んだバンドです。
ボブ・ディラン、マイルス・デイヴィス、スペンサー・デイヴィス・グループのカヴァー収録。オリジナル曲はベースのレーン・タイゲンが書いており、フィニガンとの双頭バンドといったおもむきですです。
個人的にはその昔はじめて聴いたときは、冒頭のゆるゆるなスワンプ風味の「ライク・ア・ローリング・ストーン」一発でノックアウトされました。スワンプ、カントリー、R&B、ジャズ等のごった煮で、いかにもな60年代末期の音であります。この時代ならではのヒッピー・ロックですね。
自前のホーンセクションがいるのも特徴でマイルスのカヴァー「オール・ブルー」ではかっこいいインプロビゼーションを堪能できます。
やりたいことを詰め込みすぎた感もあり、あまりおおげさに騒ぎ立てるのはやめときますが、個人的にはひそかな愛聴盤。私はフィニガンが次に参加したジャズロック&スワンプ・バンドJerry Hahn Brotherhoodなんかも高校時代に愛聴してたぐらいなので、この人のやる音楽には目がないのです。そういえばタイトル曲はジェリー・ハーン・ブラザーフッドでも再演しています。
マイク・フィニガンのファンの方なら持っといて損のない作品です。
オススメ!
米国オリジナル盤。B評価とはしましたが普通に鑑賞できるレベルと思います。オススメです。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Like A Rolling Stone
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A2 Early Bird Cafe
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A3 Little Man
A4 Evil Days
A5 You've Been Talking 'Bout Me Baby
B1 I'm A Man
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B2 Leda
B3 All Blues
B4 Time's Caught Up With You
B5 Prologue: Mechanical Man
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※冒頭のプツ音が周回気味に出るところが本品でもっともノイズが気になる部分です
Mike Finnigan Organ, Piano, Vocals
Lane Tietgen Bass, Guitar, Vocals
Kenny Bloomquist Drums
Jack Adams Engineer
Larry Faucette Congas
Rich Margolis Vibraphone
Fred Smith Sax (Tenor), Vocals
Mark Underwood Flugelhorn, Trombone, Trumpet
Tom Wilson Producer
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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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