*** LP : USA 1969 / Enterprise / ENS-1002 ***
■ コンディション ■
B / B / DH SOC SPSE
ジャケット:右下ドリルホール。四隅四辺スレ、上辺とも開口部2cmほどの小さな割れ。正面は左上にプライスシール、薄スレ。裏面は汚れ、薄シミ。
ディスク:レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面はスレ多め。スリ傷ぽいのもちらほら。ざっと試聴しました。チリプチ、プツ音、バックグラウンドノイズ多めですが鑑賞を妨げるほどのものはありません。普通に鑑賞できるレベルと思います。
モロクの69年(70年かも)唯一作。
メンフィスのバンドで、ドン・ニックスがプロデュース、アレンジ、録音エンジニア、さらに全曲書きおろし、ついでにジャケットデザインまで手掛けており、完全にドンのアルバムみたいなものですね。
ジェフ・ベックやエリック・クラプトンがカヴァーした有名な「ゴーイン・ダウン」も本作に入っています。
録音はメンフィスのArdent、リリースはStax傘下のEnterprise。ということでメンフィス産ハード・スワンプなブルース・ロックの大名盤です。
リーダー格のリー・ベイカーのギターがとにかく最高です。ぶっとくておつゆたっぷりの音色がたまりません。スライドの泣き具合も申し分ないです。
ところでこのレコード当店的には直球ど真ん中ストライクなのになかなかエントリーできません。理由は海外での人気が異常に高い人気盤だからなんですね。普通の街の中古屋にまで知れ渡っているようでなかなかまともな価格で入れられないんです。CD再発はもちろんアナログ再発も今世紀に入ってから3回ぐらい繰り返してますます人気急上昇中。
超強力推薦盤。
米国オリジナル盤。コンディションいまいちですががんがん聴くには問題なし。聴き倒してください!
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Helping Hand
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A2 Maverick Woman Blues
A3 Outta Hand
A4 Same Old Blues
A5 Going Down
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A6 She Looks Like An Angel
B1 Gone Too Long
Featuring - Johnny Woods
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B2 Dance Chaney Dance
B3 Mona
B4 People Keep Talking
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B5 I Can Think The Same Of You
B6 Night At The Possum
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※終盤でプツ音が周回気味に出ますが、ここが本品で一番ノイズが気になるところです。
Written by Don Nix
Vocals - Gene Wilkins
Guitar, Vocals - Lee Baker
Organ - Fred Nicholson
Bass - Steve Spear (2)
Drums, Vocals - Phillip Durham
Producer, Arranged By, Engineer - Don Nix
Recorded At - Ardent Studios
Design - Don Nix
Photography By [Cover] - Ted Bruehli
Photography By [Liner] - Jimmy Chappel
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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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