*** LP : UK 1969 / Marmalade / 608013 ***
■ コンディション ■
B / B / WOC
ジャケット:非コーティングざら紙、繊細なジャケットです。四隅四辺強めのスレ。正面中央上辺沿いに小さなシールはがし跡、右上に薄っすらとシールはがし跡、下部から右側にかけてリングウェア出かかりのスレと点々とインクのような汚れ。裏面は上下に薄スレ、左上に小さな書込み。
ディスク:レーベルはヒゲがそこそこ。盤面はスレが多く出ておりすり傷ぽいのもちらほら、ただし目立つ明らかな傷はありません。全編試聴しました。チリプチやバックグラウンドノイズは多め大きめで、軽いプツ音もそこそこ出ます。ただ鑑賞を妨げるほどのものはないので普通に鑑賞できるレベルと思います。実際の音源でご確認ください。
マトリクスは A//2 B//2(これしかないと思います) 。
パテントナンバー入り穴開きビニール内貼り内袋付属。
ゲイリー・ファーの1stソロ作「テイク・サムシング・ウィズ・ユー」。
69年の発売ですが録音は68年です。
フォーク、フォークロック、アシッド、スワンプ、ブルーズ、R&Bといったあたりが混沌として混ざり合った究極の1枚。
いぶし銀のジャケットそのままのいぶし銀のサウンド。
ゲイリー・ファーの残した3枚のソロアルバムはどれも傑作ですが、この1stにおける混沌の60年代を象徴するようなサウンドプロダクションは、まさに神がかり、奇跡のなせるわざのような気がします。バックを構成するMighty Baby一派は多くの名作にかかわっていますが本作はそのなかでも白眉ともいえる出来です。
フォーキーな曲から熱いR&Bナンバーまで曲もいいですね。1曲だけ当時デュオを組んでいたBlossom Toesのケヴィン・ウエストレイクとの共作があり、その他はすべて自作です。
プロデュースは自身も似通ったメンバーでこれまた素晴らしいソロ作を後に作ることになるレグ・キング!
ということで言うことなしの究極の一枚です。
英国マーマレード原盤。世界的に有名なレア盤ですので美品ともなれば恐ろしい相場になっています。コンディションいまいちですがこのレベルなら許容範囲と言う方にはとてもよいと思います。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Don't Know Why You Bother Cild
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A2 The Vicar And The Pope
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A3 Green (Co-writer Kevin Westlake)
A4 Two Separate Paths Together
A5 Take Something With You
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B1 Dustbin
B2 Time Machine
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B3 Why Not
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B4 Curtain Of Sleep
B5 Goodbye
All Songs Composed By Gary Farr
Backing Vocals Cynthia (tracks: A1, B2), Karen (tracks: A1, B2), Linda (tracks: A1, B2), Nichola (tracks: A1, B2)
Bass Guitar Andy Leigh (tracks: B2), Brian Belshaw (tracks: A1, A5), Michael Evans (tracks: A2, A3, B1, B3, B4)
Congas Nick Jones (tracks: A1, A3, A5, B2)
Drums Roger Powell (tracks: A1 to A3, A5, B1 to B4)
Flute Ian Whitman (tracks: A1, A3, B3)
Guitar [Lead] Martin Stone (tracks: B4), Mike Stevens (tracks: A1, A3, A5, B1 to B3)
Mandolin Andy Leigh (tracks: B2)
Piano Ian Whitman (tracks: A2, A5, B1, B2)
Saxophone Ian Whitman (tracks: B4)
Tambourine Nick Jones (tracks: B1)
Producer Reggie King
Executive Producer Giorgio Gomelsky
Engineer Carlos Olms (tracks: A3, A4, B1 to B3, B5), Eddy Offord (tracks: A1, A2, A5, B2, B4)
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