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Claudia Lennear / Phew!
管理番号 3L-01946商品ID70411094
在庫数 SOLD OUT

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3L-01946 - Claudia Lennear / Phew! - Sold Out
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。

この商品は売り切れですが、再入荷している場合もございます。
アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : USA / 73 / Warner Bros. / BS 2654 ***
■ コンディション ■
B+ / A-
RW ; ジャケット(内ジャケットを含む)に薄いリングウエアがあります。
TOC-I ; ジャケット右上に直系5cmほどのシールの剥し跡があります(極薄いもので、破れや糊の変色はありません。)。
背の上下が薄く剥げていて、左上が3cmほど割れています。
盤面にはひげや気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
発売当時の内袋(1辺に5cmほどの破れ)とプロモ・シート(皺が寄っています)を付属しています。

アイク&ティナ・ターナーのバックコーラス、アイケッツの一員で、70年代初頭に多くのスワンプ・アルバムにバックコーラスで参加していることで有名な、クラウディア・レニーの73年のソロ・アルバムです。
当時の彼女はドン・ニックスの奥さんでしたし、Rolling Stonesの名曲「Brown Sugar」の歌詞はミック・ジャガーが彼女にインスパイアされて書いたというのも知られた話ですね。
このアルバムはA面とB面が別々のコンセプトになっていて、A面はL.A.スワンプ・セッションとでも呼びたい内容、B面はアラン・トゥーサンの指揮下で当時脚光を浴びていたニュー・オリンズ・ファンキー大会になっています。
さてA面をサポートするのは、ライ・クーダーの2作目と3作目に参加した面々、ジム・ディッキンソンがピアノとギター、トミー・マックルーアがベース、マイク・アタリー-がハモンドというディキシー・フライヤーズの面々に、ミルト・ホーランドがパーカッション、ドラムはジョン・クラヴィオッタです。
クラウディアは、前72年にリリースされたライ・クーダーの2作目「Into The Purple Valley」に参加した縁もあってか、本作にはライなどのメンバーが客演したのでしょう。
A-1は、ロン・デイヴィス「It Ain't Easy」のカヴァーで、クラウディアのシャウトとライのファンキーなエレクトリック・ギターが素晴らしい。
続くA-2もロン・デイヴィスのカヴァーで、のっけからライのエレクトリック・ボトルネック・ギターが炸裂しています。
ブルージーなA-4「Not At All」ではファンキーなベースにのって2本のギターがからみあい、ボトルネックがライでしょう。
A-5はドン・ニックスやライ・クーダーと交流のあったファリー・ルイスの名曲「Casey Jones」です。
B面は当時ロック・フィールドからも脚光を浴びていたアラン・トゥーサンが全開です。
全曲アランのペンによる曲をメドレー形式でつなぎ、ザ・バンドをも魅了したアランならではの特徴的なホーン・セクションが鳴り響いています。
サポートしているのも、ドラムがジム・ケルトナー、ベースがチャック・レイニー、キーボードがスプーナー・オールダムとウィリアム・スミスにアラン・トゥーサン自身、ギターがアーサー・アダムズとマーリン・グリーンで、ここに重厚なホーン・セクションが被さるわけですからたまりません。
先述しましたが、A面は荒削りなスワンプ・ロック・サウンド、B面は洗練されたニュー・オリンズ・ソウルと二つの味わいが楽しめるアルバムで、当時の音楽業界が注目していたアメリカ南部音楽とニュー・オリンズを1枚で耳にできるという贅沢なアルバムです。
実はスワンプ好きでもソウルは苦手という方が多いことは知っていますが、本作は大丈夫です。
ブラックをあまり聴かない方々はジャケットの色使いの強烈さに仰け反るかもしれませんが、クラウディアはシャウトしても気張ることはないし、声にもあまり黒さを感じません。
それにしても、内ジャケットのおすましクラウディアのポートレイト写真の魅力的なことったら!
最近CD化されましたが、A面とB面でコンセプトの異なるアルバムは、盤面を引っくり返す手間が重要です。
通して聴くと、味わいが半減しちゃうんだよね。
熱烈大推薦!
【収録曲】
1. It Ain't Easy by Ron Davies 3:54
2. Sing With The Children by Ron Davies 3:54
3. Sister Angela by Claudia Lennear 3:19
4. Not Atall by Claudia Lennear & Ian Samwell 2:54
5. Casey Jones by Furry Lewis 3:49
6. Goin' Down by Allen Toussaint 3:14
7. From A Whisper To A Scream by Allen Toussaint 3:11
8. Everything I Do Gonna Be Funky by Allen Toussaint 3:40
9. What'd I Do Wrong by Allen Toussaint 3:10
10. Goin' Down by Allen Toussaint 2:19
【参加ミュージシャン】
Claudia Lennear ; Vocals
Ry Cooder ; Guitar on tracks 1〜5
Jim Dickinson ; Piano, Guitar on tracks 1〜5
John Craviotto ; Drums on tracks 1〜5
Tommy McClure ; Bass on tracks 1〜5
Charies Grimes ; Guitar on tracks 1〜5
Mike Utley ; Hammond Organ on tracks 1〜5
Milt Holland ; Percussion on tracks 1〜5
Allen Toussaint ; Piano, Brass Arrangements, on tracks 6〜10, Vocal & Back-up on tracks 6, 10
Artur Adams ; Guitar on tracks 6〜10
Marine Greene ; Guitar on tracks 6〜10
Rick Littlefield ; Guitar on tracks 6〜10
Chuck Rainey ; Bass on tracks 6〜10
Jim Keltner ; Drums on tracks 6〜10
William Smith ; Hammond Organ on tracks 6〜10
Spooner Oldham ; Electric Piano on tracks 6〜10
Don Mensa ; Tenor Sax, Flute on tracks 6〜10
Harold Battiste, Jr. ; Alto Sax on tracks 6〜10
Gene Cipriano ; Bariton Sax on tracks 6〜10
Paul Hubinon ; Trumpet on tracks 6〜10
Dick Hyde ; Trombone on tracks 6〜10
Warren Luening, Jr. ; Trumpet on tracks 6〜10
Lew McReary ; Trombone on tracks 6〜10
Tessie Calderon ; Congas on tracks 6〜10



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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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