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3L-01928 | 商品ID | 70411048 |
在庫数 |
SOLD OUT |
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3L-01928 - Soft Heap (Hugh Hopper, Elton Dean, Alan Gowen, Pip Pyle) / Soft Heap (Japan) - Sold Out
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*** LP : Japan / 83 (79) / King (Seven Seas ; Charly) / K22P-351 ***
■ コンディション ■
A- / A
表ジャケットに3mm×5mm以内の薄い染みがあるので「A-」としましたが抜けや角打ちなどのダメージのない、中古としては申し分のないコンディションです。
盤面にはひげが素本ある者の気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。
帯(裏に染みあり)とメンバーの履歴に触れた詳細なライナー(赤岩和美)と日本独自作成の人脈関係図(「カンタベリー・マップ」といわれるもので、複雑なミュージシャンの交流を俯瞰するのに便利です)の付いた完品。
元ソフト・マシーン(Soft Machine)のヒュー・ホッパー(Hugh Hopper)とエルトン・ディーン(Elton Dean)、ナショナル・ヘルス(National Health)のアラン・ゴウエン(Alan Gowen)、カンタベリーの様々なグループやアルバムに顔を出しているピップ・パイル(Pip Pyle)の4人で結成されたユニットの79年の唯一のアルバムです。
いうまでもなく、ヒープ(HEAP)という名は4人の頭文字、Hugh、Elton、Alan、Pipからとったもので、ソフト・ヘッド(Soft Head)のドラマーであったデイヴ・シーンがピップ・パイルに替わったのがソフト・ヒープですね。
ソフト・ヘッドのアルバムはライブ盤でしたが本作はスタジオ録音で、より丁寧に作りこまれており「難しいことをさり気なくこなす」腕っこきのミュージシャンの実力を伺えます。
「カンタベリー・ミュージック」というと「難解」「取っ付きにくい」といったイメージが蔓延しているのが残念でなりません。
個人的には一時ドップリはまった「カンタベリー・ミュージック」も今ではほとんど聴かなくなったけど、ケヴィン・エアーズ(Kevin Ayers)、キース・ティペット(Keith Tippett)、そしてヒュー・ホッパーの3人は今でも耽溺なんだよね。
特にヒュー・ホッパーのオーネット・コールマンとジミヘンからの影響を隠そうともしない歪みまくったベースの音色を聴くだけで幸せな気分になってしまいます。
んでもってもう一つ本作で重要なことは、ヒュー・ホッパーとアラン・ゴウエンの相性が抜群(個人的にはソフト・マシーン期のマイク・ラトリッジよりもしっくりきます)なことで、本作と前後して数枚のアルバムを残しており、その中でも一番聴かせてくれるアルバムであることです。
収録曲のプチ感想です。
ヒュー・ホッパー作のA-1「Circle Line」はゆったりとしたエルトン・ディーンのサックスが心地よく、ソフト・マシーンの「4」「5」あたりを連想させる正統的なカンタベリー・ジャズ・ロックです。
4人の共作のA-2「A.W.O.L」は、待ってました!の歪みまくったヒュー・ホッパーのベースをタップリと堪能できる10分弱の演奏で、オーネット・コールマン直系の不協和音に酔いしれましょう。
A-3「Petit 3's」はアラン・ゴウエン作の曲で、ゴウエンの繊細なエレピの音色とそれを引き立てる控え目なエルトン・ディーンのサックスの絡みはこの世のものとは思えぬほど美しいです。
エルトン・ディーン作のB-1「Terra Nova」は美しいサックスのソロから一転、ベース・ドラム・エレピがインタープレイを繰り広げだす「正統派米国50年代ジャズ」ですが使用楽器はエレクトリックなわけで、ジャズに興味はあるけれど手を出しかねているロック・ファンには是非聴いて欲しいですね。
続くB-2「Fara」もエルトン・ディーンの作で、キング・クリムゾンの客演でも知られるマーク・チャリング(Mark Charig)とこの時期エルトン・ディーン
と行動を共にしていたラドゥ・マルファティがゲスト参加しており、ビッグ・バンドのように管楽器のソロを回しており聴き流すには心地いいのですが、アレンジにカンタベリーらしい一工夫欲しかったかな。
ラストのB-3「Short Hand」は再びアラン・ゴウエンの曲で、サックスの咆哮とドラムのロールが賑やかなエンディングには最高の曲です。
はっきり言って、大傑作です。
ジャズ寄りの「カンタベリー・ミュージック」の良いところを抽出することに成功した稀有な一枚で、入門盤としても最適だと思います。
「英国式アフターヌーン・ティー」を楽しむ時に、コジャれた喫茶店の軒先でBGMでひっそりと流れてきたらタマランだろうな〜!
我永遠の愛聴盤!
【参加ミュージシャン】
Elton Dean : saxes
Alan Gowen : piano, synthesizers
Hugh Hopper : bass
Pip Pyle : drums
Radu Malfatti : trombone on B-2
Mark Charig : trumpet on B-2
【収録曲】
A-1 Circle Line (Hugh Hopper) 6:59
A-2 A.W.O.L (Alan Gowen, Pip Pyle, Elton Dean, Hugh Hopper) 9:49
A-3 Petit 3's (Alan Gowen) 6:26
B-1 Terra Nova (Elton Dean) 10:16
B-2 Fara (Elton Dean) 6:50
B-3 Short Hand (Alan Gowen) 3:15
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