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Jeff Beck / European Tour

Jeff Beck / European Tourの画像

管理番号 3L-01896
販売価格

4,680円(税込)

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*** LP : ?? / ?? (Mid 70’a) / Takrl / 1901 ***
■ コンディション ■
A- / A
ジャケットは白のプレーン・ジャケットに、オレンジ色のジャケットが入っただけのチープなものです。
白のプレーンのジャケットのため、何となく経年の疲れがあるので「A-」の評価です。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
レーベルに曲目表記はありません。

スティーヴ・クロッパーにプロデュースを依頼した通称『オレンジ・アルバム』発表直後のライブです。
クレジットはありませんが、72年6月29日のBBC放送音源ライブなので、音質もちょっと籠り気味(多分エアチェック音源なのでしょう)ですが安心して聴けるクオリティーです。
何度か「ブート・オン・ブート」で再発されていますが、これがオリジナルだと思います(確認のしようがないので、ご容赦願います)。
通称『オレンジ・アルバム』はいわゆる「第二期ジェフ・ベック・グループ」の2作目(にしてラスト)であり、タイトルもズバリ「Jeff Beck Group」と名付けられた自信作だったのでしょうね。
個人的にもロッド・スチュワートやロン・ウッドがいた「第一期ジェフ・ベック・グループ」も無条件で格好良いと思うのですが、マックス・ミドルトンのグルーヴィーな鍵盤と燻銀のボブ・テンチのヴォーカルを堪能できる『オレンジ・アルバム』と次作『Blow By Blow』を一番多く聴いています(例外は数年前の来日公演のイケナイ音源……たって、ベースのおね〜ちゃんが別嬪でエロ可愛いんだもの*^^*)。
おいといて……
『オレンジ・アルバム』ではプロデュースにスティーヴ・クロッパーを迎えたことからも分かるようにソウル音楽に接近し、ドン・ニックス(Don Nix)の「Going Down」をベック流に豪快にカバーしたスワンピーな一面を窺わせてくれます。
しかも本盤では名曲「Morning Dew」からマックス・ミドルトンのピアノによるインプロを挟んで石原軍団も真っ青な勢いで「Going Down」に雪崩込んでいくのですからゾクゾク指数は頂点を極め、ベースのおね〜ちゃんが別嬪でエロ可愛い数年前の編成を除けば、「ジェフ・ベックのライブは本作以外無用」と暴言を吐いちゃいます!
スティーヴ・クロッパーに頭を下げたこともあってか、ジェフ・ベックの数多いアルバムの中でも『オレンジ・アルバム』は珍しく「バンド・アンサンブルを含めて実に丁寧に作られたアルバム」という確固たる印象を持っています。
前任のロッド・スチュワートと比較されて可愛そうなボブ・テンチのヴォーカルですが、個人的にはムチャクチャ好きで、ロッドのようにベックのギターに挑みかかるようなスタイルではなく、ソウルもしくはスワンプに接近したこの時期のジェフ・ベック・グループには最適でしょう。
またハードロック・イメージが強いコージー・パウエルのドラムですが、ジェフ・ベック・グループ在籍時はグルーヴを最優先にしたジャージーなドラミングです(音はでかいが^^v)。
クライブ・チャーマンのベースも図太くファンキーで、コージー・パウエルのドラムとマックス・ミドルトンの鍵盤によるリズム・セクションはロック史に残る鉄壁の編成でしょう。
そして、なんだかんだ言ってもこの時期のジェフ・ベック・グループの核はマックス・ミドルトンの鍵盤でして、「ロック・バンドに鍵盤は無用」という極論を持つ私の耳にすら、独裁者ジェフ・ベックですら従順にマックスに寄り添う場面を見られることです。
面白いのは、インスト曲では自作『Blow By Blow』に直結する艶やかな泣きのギター・プレイも披露しています。
ハード・ロック、ファンキー、ハード・スワンプ、そして泣きのギター・インストと、ジェフ・ベックの全てを凝縮した名演です。
「裏名盤」ですが、背筋がゾクゾクするほどカッコイイですよ。
【参加ミュージシャン】
Jeff Beck ; Guitar
Bob Tench ; Vocals, Guitar
Max Middleton ; Keyboards
Clive Chaman ; Bass
Cozy Powell ; Drums
【収録曲】
A-1. Ice Cream Cakes 6:36
A-2. Morning Dew / Piano Solo / Going Down 9:12
A-3. Definitely Maybe 7:15
B-1. New Ways / Plynth 7:14
B-2. Ain't No Sunshine 4:18
B-2. Got The Feeling 5:43
B-3. Let Me Love You 6:10
Live at Paris Theatre, London, England, 29th June 1972

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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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