Alex Campbell, Alan Roberts, Dougie MacLean / Alex Campbell, Alan Roberts, Dougie MacLean (CRM) SOLD OUT 管理番号 3L-01750 在庫数 SOLD OUT *** LP : UK / 79 / Burlington / BURL 002 *** ■ コンディション ■ A / A コーティング・ジャケットにはリングウエアや抜けなどのダメージはなく、中古としては申し分のないコンディションです。 盤面には気になる傷や擦れはありませんし、中古としては申し分のないコンディションです。 マトリクスは枝番なし(レア度からしてプレスが多いとは考えにくく、初回プレスのみでしょう)。 PATENT NO.入り白インナーバッグ付属(破れなし)。 スコットランドの重要SSWダギー・マクレーンがアラン・ロバーツとデュオ名義で発表した78年の大傑作『Caledonia』に続いて、大ベテランのアレックス・キャンベルを迎えた79年作です。 ダギー・マクレーン参加のアルバムでは最も見かけないアルバムで、後述のように全曲トラッドという(ダギーにとっては)異色作でもあります。 3者連名のアルバムですが、当店で大人気のダギー・マクレーンに沿って話を進めます。 ダギー・マクレーンは日本での認知度はイマイチ低いですが、現在でも自分のレーベルからコンスタントにアルバムを発表しており、地元スコットランドでは絶大な人気を誇るSSWです。 前作のアルバム・タイトル曲「Caledonia(カレドニア……スコットランドのラテン語名)」は数あるスコットランドの愛国歌の1つで、度々スコットランド国歌の候補にも上がっているそうです。 卓越した演奏者であるダギー・マクレーンは本作を最後、に一人で多重録音をして要所要所でゲスト・ミュージシャンに迎える形態でアルバム制作をすることになります。 また後年のアルバムは自作曲を中心にトラッドを数曲織り交ぜるアルバム構成になりますが、本作では大先輩のアレックス・キャンベルに敬意を表してか全曲トラッドというのダギー・マクレーンとしては異色です。 A1「The Trooper And The Maid」は、「Matty Groves」と「The Black Miner」のアイラ・セント・クレアのヴァージョンを合わせたような軽快で楽しい演奏です 続くA2「I Lo'e Nae A Lassie But Ane」では一転、3人によるハーモーニーをたっぷりと堪能させてくれます。 このオープニングでの2曲の対比が本編全般で貫かれています。 流麗なフィドルがながれてノスタルジックな気分に浸れる曲や「スカボロー・フェア」のようにしみじみとしたバラッドがあったりと様々な伝承曲をおさめていますが、本作に通呈しているのは大地の息吹を感じさせるアコースティック楽器の演奏とともにシンギングと本作の最大の特色である3声コーラスも暖かい人間味が溢れていることでしょう。 本作以降のダギー・マクリーンのアルバムは、よくよく聴き込んでいないとオリジナルとトラッドの区別がつかないほど自作曲にトラッドの香りが漂っいますが、本作では全曲トラッドにもかかわらず「伝統音楽臭さ」はあまりなく(アレンジを3人で分担しているからなのかな?)、SSWやフォーク好きだがトラッドに踏み出せない人にももってこいのアルバムです。 ピュアー・トラッド(特にスコットランドやアイルランド)やトラッド寄りの英国SSWは時に重くなりすぎることが多いのですが、ダギー・マクレーン関連のアルバムは等身大で穏やかなヴォーカルもあって、ニック・ジョーンズ(Nic Jones)あたりが好きなSSWファンにも受け容れられることでしょう。 行った事もないからわからないのですが、きっと「スコットランドの朝」もしくは「スコットランドの午後の木漏れ日」の中で紅茶を飲みながら聴いたら、タマランのでしょうね。 英国SSWやトラッド・ファンは当然として、トラッドに興味はあるがピュアー・トラッドはどうも……という初心者の方にもうってつけの大傑作です。 非の打ち所のない大名盤です。 熱烈大推薦! 【収録曲】 A1 The Trooper And The Maid 2:45 A2 I Lo'e Nae A Lassie But Ane 4:00 A3 Jute Mill Song 2:40 A4 Her Fa La La Lo 3:45 A5 Wha Widna Fecht For Charlie 1:30 B1 Leis A Lurighan 2:40 B2 Bonnie Mary 3:10 B3 Rattlin' Roarin' Willie 2:30 B4 John Anderson, My Jo 4:40 B5 Miss Elspeth Campbell / Alick C. MacGregor 0:55 B6 Jock Stewart 4:25 B7 Little Song 0:25 【クレジット】 Alex Canpbell ; Guitar, Vocals, Piano Dougie MacLean ; Guitar, Vocals, Fiddle, Bakuz Alan Roberts ; Guitar, Banjo, Dulcimer, Autoharp Arranged By Roberts (tracks: A1, A3 to B3, B6, B7), Campbell (tracks: A2, B4, B5), MacLean (tracks: A1, A3 to B3, B6, B7) Sleeve Design ; Peter Wagstaff Producer ? Nigel Pegrum ※ご注文商品の発送は、毎週水曜日、土曜日に行っています。 ★今週末は23(土) ⇒ 24(日)に変更します ※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。 ★ご注文受付のメールが届かない場合 ご注文後通常は数分以内に「ご注文ありがとうございます」という自動メールが届きます。このメールが届かない場合はサイトの「お問い合わせ」からお電話番号を添えてその旨ご連絡ください。 ご登録いただいたメールアドレスの入力間違いか、受信拒否設定をされていることが原因のことが多いです。 またまれにスマートフォンのキャリアメール(docomo.ne.jp, ezweb.ne.jp, softbank.ne.jp等)宛のメールが届かないことがあります。 この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート この商品をログピでつぶやく Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに登録する