Bakerloo / Bakerloo (Repro but Rare) SOLD OUT 管理番号 3L-01679 在庫数 SOLD OUT *** LP : UK / ?? (69) / Harvest / 1C 062-90 519 *** ■ コンディション ■ A- / A ジャケット表裏にはリングウエアや角打ちなどのダメージはないのですが、見開きジャケットの内側に薄い染みがあるので「A-」にしました。 盤面にはひげや気になる擦れはなく、中古としては申し分のないコンディションです。 リプロですが見開きジャケット、レーベルとオリジナルに忠実な作りの25年以上前に出たリプロです。 後に、コロシアム>ハンブル・パイと渡り歩くクレム・クレムソンが18歳のときに残した超レア盤のオリジナルに忠実なリプロです。 基本はジャジーなブルース・ハード・ロックで、クレム・クレムソンがギター、ピアノ、ハーモニカなど大活躍しています。 7曲中3曲がインストゥルメンタルで、バッハの曲をジャジーに演奏するなど若気のいたり的な好奇心旺盛さは、直後に参加するコロシアム的な嗜好も窺えます。 思い起こせば?キング・クリムゾン、デビューの69年!……ギンギンのインプロビゼーション満開です! ブルースを基本に、ジャズそしてクラッシックを融合させたハード・ロックとプログレの中間のようなゴッタ煮状態ですが、ブルース寄りで一番感触が近いのはStudの1枚目のような気がします。 うん、名盤だ! 「なんでもあり」の69年を凝縮していますね。 以下、簡単な印象です。 A-1「Big Bear Ffolly」は18才の若者が「俺はこんだけ巧いんじゃ〜」と得意げにギターは速弾きのちょっとテン・イヤーズ・アフターのようなインストですが、その後の展開に期待を持たせてくれるオープニングになっています。 A-2「Bring It On Home」はレッド・ゼッペリンなどでも有名なブルースのカヴァーですが、「純情一直線」のストレートなカヴァーで好感が持てます。 A-3「Drivin' Bachwards」はよく話題になるバッハの曲ですが、ジャジーにアレンジしていて個人的にはとても面白い。 A-4「Last Blues」はいかにも69年なサイケ・ナンバーで、のったりと始まって急転直下ハードな演奏になるのはタマランのですが、制作費や日数の問題からか編集がこなれてなくて、本作で唯一残念な楽曲です(前半が良い分、後半の雑さがね……)。 A-5「Gang Bang」はイントロのリフからして超ハードなロックでして、ドラム・ソロはご愛嬌ですが、同時期のレッド・ゼッペリンに引けを足らない曲構成は実に見事です(1曲への凝縮度では、ベーカールーの圧勝!)。 A面は時代の空気に即した、「クレム・クレムソンの自分体験」みたいな可能性を試す内容ですが、圧巻はB面なのです! B-1「This Worried Feeling」は7分に及ぶ、聴いていて恥ずかしいほどの「ハード・スロー・ブルース・ロック」なのですが、クレム・クレムソンのほとばしるエナジーと着いていくのがやっとのバックとのアンバランスさが奇妙なバランスを生んでおり、個人的にはベスト・トラックかも! B-2「Son Of Moonshine」は15分の大曲でオープニングからしてゴリゴリでハードな格好いい曲で、全編若き日のクレム・クレムソンのギターを堪能できます。しばしば「15分は長尺……」との意見も聞きますが、知らん人には眠たいだけのグレイトフル・デッド(アタシャ、デッドヘッズの端くれ)に較べれば100倍メリハリは効いており、後に参加するコロシアムの『Valentyne Suite』に繋がるような気がします。ちょっと展開が強引な部分もあるが、「若気の至り」で笑えれば、これはとんでもない名曲ですよ! 「ハード・ロック、そしてプログレ」前夜の奇蹟……なのに埋もれてしまった糞名盤です! ジャケットのアート・ワークを含めて、個人的には一生モノの1枚です。 【収録曲】 A-1. Big Bear Ffolly (Clempson/Poole) 4:00 A-2. Bring It On Home (Dixon) 4:20 A-3. Drivin' Bachwards (Bach, arranged Clempson/Poole) 2:06 A-4. Last Blues (Clempson/Poole) 7:05 A-5. Gang Bang (Clempson/Poole/Baker) 6:21 B-1. This Worried Feeling (Clempson/Poole) 7:05 B-2. Son Of Moonshine (Clempson/Poole) 15:00 【参加ミュージシャン】 Dave 'Clem' Clempson (vocal, guitar, slide guitar, piano, harpsichord and harmonica) Terry Poole (vocal, bass guitar) Keith Baker (drums) Jerry Salisbury (trumpet on "Drivin' Backwards") ※ご注文商品の発送は、毎週水曜日、土曜日に行っています。 ★今週末は23(土) ⇒ 24(日)に変更します ※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。 ★ご注文受付のメールが届かない場合 ご注文後通常は数分以内に「ご注文ありがとうございます」という自動メールが届きます。このメールが届かない場合はサイトの「お問い合わせ」からお電話番号を添えてその旨ご連絡ください。 ご登録いただいたメールアドレスの入力間違いか、受信拒否設定をされていることが原因のことが多いです。 またまれにスマートフォンのキャリアメール(docomo.ne.jp, ezweb.ne.jp, softbank.ne.jp等)宛のメールが届かないことがあります。 この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート この商品をログピでつぶやく Yahoo!ブックマークに登録する はてなブックマークに登録する