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Elton Dean's Ninesense (Keith Tippett, Alan Skidmore, Harry Miller etc.) / Happy Daze
管理番号 3L-01555商品ID45816989
在庫数 SOLD OUT

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3L-01555 - Elton Dean's Ninesense (Keith Tippett, Alan Skidmore, Harry Miller etc.) / Happy Daze - Sold Out
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この商品は売り切れですが、再入荷している場合もございます。
アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : UK / 77 / Ogun / OG 910 ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケットはコーティングの浮きすらない、中古としてこれ以上は望めないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもない、中古としてこれ以上は望めないコンディションです。
マトリクスは手書きで枝番なしの「A // B」。
発売当時の内袋を付属(破れなし)。

キース・ティペット・グループ(以下、KTG)やソフト・マシーンのメンバーとして知られるサックス奏者のエルトン・ディーンが、KTG時代の仲間や英国ジャズ界の重鎮を従えて結成した、エルトン・ディーンズ・ナインセンス(Elton Dean's Ninesense)の2ndで、77年7月26日のBracknell Jazz Festivalにおけるのステージの模様を収録したライブ・アルバムです。
発売元のオガン(Ogun)は、南アフリカ出身のベーシストで、キング・クリムゾンの『Island』で印象に残るベースを弾いているハリー・ミラー(私個人にとっては『Island』は彼のベースが全てです)主催の英国インディー・レーベルで、当然プレス枚数は多くはありません。
本作の主な参加メンバーは、前作にも参加していたエルトン・ディーン、キース・ティペット(Keith Tippett)、マーク・チャリグ(Marc Charig)、ニック・エヴァンス(Nick Evans)、アラン・スキッドモア(Alan Skidmore)、ハリー・ベケット(Harry Beckett)、ハリー・ミラー(Harry Miller)、ルイス・モホロ(Louis Moholo)ら、キング・クリムゾンやソフト・マシーン周辺で活躍していた腕達者たちに加え、トロンボーン奏者ラドゥ・マルファッティ(Raud Malfatti)が参加して、バンド名通り9人編成になりました。
サウンドは大雑把に言うと、1stを継承しており、KTGの強力ジャズ・ロックにアフロとフリー色が加味されたブリティッシュ・ジャズを展開していて、エルトン・ディーン在籍時のソフト・マシーンのようなサイケの喧噪を引き摺るノリのよい演奏に英国的な陰鬱感と幽玄な美しさを発散している、アヴァンギャルド寄りの強烈なジャズ・ロックです。
25年以上前からプログレ・ファンや英国ジャズ・ロック・ファンに間では「至極の名盤」とされてきた本作ですが、それも納得で、とにかくキース・ティペットのピアノが素晴らしすぎるのです。
つまり、ジャズに馴染みのないロック・ファンにも、フリーは苦手なストレート・ジャズ好きにも申し分のないドシャメシャじゃないキース・ティペットの幻想的ながらも超絶ピアノを堪能しまくれるのですね。
当然、エルトン・ディーンを中心とする引き締まったブラス・セクション、ミラーとモホロの達者なリズム隊による文句なく格好のいい演奏で、ソフト・マシーンとKTGの両グループのエッセンスを抽出した極上のサウンドであることは申し上げるまでもありません。
アルバム全体を通しての印象は、1stと較べれれば「渋さ知らズ」のような尻軽さはなくなってとても和める演奏で、即興や前衛的な感じもほとんどなく、前作と同様にキース・ティペットがこれほど寛いでピアノを弾いているレコードもありません。

無条件で楽しいジャズ寄りの少人数編成ジャズ・ロックの各曲簡易コメントです。
A-1「Nicrotto」(12:03) ; キース・ティペットのピアノに導かれて、荘厳なファンファーレにも似たオープニングで始まり、その後も厳かに演奏は進行してゆき、途中ドシャメシャになりますが、「美は乱調にあり」といったキャプテン・ビーフハート的「分かる者には分かる」といった演奏者の我ままではなく、即興なのに理路整然とした演奏者のパワーが伝わってくる名演です!
A-2「Seven For Lee」(8:40) ; この曲もキース・ティペットのピアノに導かれて心に残るテーマで始りまる、後にソフト・ヒープ(Soft Heap)でも再演されることになるジャズ・ロックの超絶名曲です。ソフト・マシーンに一番近い曲で、この時点までのエルトン・ディーンを総括する名演といってもいいかもしれません。「難解」の一言で片づけられることの多いエルトン・ディーン(ばかりか、本作参加のミュージシャンのほとんど)ですが、この曲では時折フリー・インプロ的なブローをかましたりもしますが、全体的に歌い上げるように気持ちよさそうに吹いています。他の腕達者たちもエルトン・ディーンを引き立てるように「寄せては返す漣」のようなユニゾンに徹しており、単調ながらも渦巻きのように吸い上げられていくような陶酔感に至ります。地味ながらも、ハリー・ミラーとルイス・モホロのリズムは鉄壁ですね!
B-1「Sweet F.A.」(11:03) ; 前半のエルトン・ディーンのサックス・ソロ、後半のキース・ティペットのピアノ・ソロをたっぷりと堪能できる快演です。前半のエルトン・ディーンでは独壇場でもキース・ティペットのピアノとハリー・ミラーのベースの優しいことったら! フワッとソロが入れ替りますが、キース・ティペットはキング・クリムゾン「Cat Food」のように自己主張もせずに「パイプの煙」のようにユラユラとハリー・ミラーのベースとのデュオをたっぷりと聴かせてくれます。ズバリ!、名演中の名演!! ジャズ・ピアノ・ファンも必聴。
B-2「Three For All」(10:49) ; B-1からメドレーで演奏されますが、前曲でのキース・ティペットの独壇場に触発されたかのようにエルトン・ディーンが吹きまくり、後半のソロ回しやテーマでもユニゾンも秀逸です。
大傑作!
【参加ミュージシャン】
Alto Saxophone, Saxello ? Elton Dean
Bass ? Harry Miller
Cornet, Horns [Tenor] ? Marc Charig
Drums ? Louis Moholo
Piano ? Keith Tippett
Tenor Saxophone ? Alan Skidmore
Trombone ? Nick Evans, Radu Malfatti
Trumpet, Flugelhorn ? Harry Beckett
【収録曲】
A-1 Nicrotto 12:03
A-2 Seven For Lee 8:40
B-1 Sweet F.A. 11:03
B-2 Three For All 10:49



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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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