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Electric Flag / Groovin' Is Easy (UK only)
管理番号 3L-01532商品ID44725933
販売価格 2,280円(税込)
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3L-01532 - Electric Flag / Groovin' Is Easy (UK only) - 2,280円(税込)
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。

*** LP : UK / 83 / Thunderbolt / THBL-1006 ***
■ コンディション ■
A- / A
RW ; 純白の裏ジャケットにリングウエアがありますが、角打ちや抜けなどそれ以外のダメージはありません。
盤面にはひげが一本あるだけでほとんど使用感がなく、中古としては申し分のないコンディションです。
PATENT NO.入り白インナーバッグ付属(破れなし)。

83年に英国のみで発表されたマイク・ブルームフィールド(Michael Bloomfield)率いるエレクトリック・フラッグ(Electric Flag)の未発表音源集です。
最初に申し上げておきますと、60年代後半から70年代初頭に華々しい活動を繰り広げたものの、重度のヘロイン中毒に陥り、81年に亡くなったマイク・ブルームフィールドは、その死後にジミヘンばりに無責任な未発表音源が乱発され、しかも本作は英国のみの発売だったため「埋もれて」しまいましたが、とんでもない重要作なのですね。
本作も「乱発未発表音源」にありがちなクレジットもない不誠実極まりないものなのですが、現在ではA面が74年の再結成時のアウト・テイク集、B面がオリジナル・メンバーによる68年のライブであることが判明しています。
さてエレクトリック・フラッグはバターフィールド・ブルース・バンドを脱退したマイク・ブルームフィールドを中心にバディー・マイルズ(Buddy Miles)、ニック・クラヴィナイツ(Nick Gravenites)、バリー・ゴールドバーグ(Barry Goldberg)、ハーヴェイ・ブルックス(Harvey Brooks)を核にして、ロック史上初めてと言っても大袈裟ではないほど早くホーン・セクションを従えた偉大なバンドでした。
彼等は67年のモンタレー・フェスティバルで華々しくデビューし、1stアルバム発表前にピーター・フォンダとロジャー・コーマンの映画『The Trip』の音楽を担当しました。
この『The Trip』はサイケ・ファンなら一度は聴かなきゃいけないとんでもない名盤で、シャーラタンズのようなオールド・タイミーなアメリカン・ミュージックから東洋志向の楽曲、『指輪物語』からインスピレーションを受けた曲、アシッド以外のなにものでもない長尺なジャムまでを収録している「早すぎた名盤」でした。
しかし、レコードに残されたエレクトリック・フラッグの先鋭性は、ここまででした(あくまでも個人の主観です)。
名盤とされるデビュー作も……つまらん(繰りかえしますが、あくまでも個人の主観です)。
ですが!!!
本作のB面にはデビュー前後のサン・フランシスコでのライブが収録されており、仰け反るのでございます。
勿論ホーン・セクションも参加していてブリブリ吹きまくっており、数年後に登場することになるシカゴなどなどのブラス・ロックに与えた影響は多大です。
1stからB-2「I Should Have Left Her (Killing Floor)」、B-3「You Don't Realise」、B-4「Groovin' Is Easy」の3曲が収録されているのもポイント高し!
B-1「My Baby Wants To Test Me」は8分を越えるスロー・ブルースで、マイクのギターも絶好調で彼の真骨頂!
順序が逆になりましたが、A面ついても触れておきます。
74年の再編時のスタジオ・アウトテイクスで構成されており、クレジットがないのでハッキリしませんが、コア・メンバーではハーヴェイ・ブルックスに代わりロジャー・トロイ(Roger Troy)、ゲストでリチャード・ティー(Richard Tee)やバリー・ベケット(Barry Beckett)とマッスル・ショールズ・ホーンズが参加しています。
音質は気の利いたブート・レベルのもこものなんだけど、はっきり言ってつまらない「74年の再編時のスタジオ」の数百倍面白いのですね!
なんといっても、ロッド・スチュワートもカヴァーしたジェリー・ゴフィンとバリー・ゴールドバーグの超名曲A-1「It's Not The Spotlight」をエレクトリック・フラッグの演奏で聴けるのですから、好きものならこの1曲で昇天です(クレジットでは曲名が「Spotlight」、作者が「Michael Bloomfield」となっています)。
A-2「I Was Robbed Last Night」はマイク・ブルームフィールドの真骨頂たるスロー・ブルースで、はっきり言って気合の入った名演です。
アルバムとしてのまとまりはないけれど、B面のライブやA-1、A-2を聴けるだけでも大満足!
「いざ、探すとなると見つからない」、そんな厄介な1枚ですよ。
【収録曲】
Side-A ; 1974 Outtakes:
A-1. Spotlight 3:48
A-2. I Was Robbed Last Night 4:43
A-3. I Found Out 3:12
A-4. Never Be Lonely Again 3:36
A-5. Losing Game 3:21
Sode-B ; 1968 San Francisco Live:
B-1. My Baby Wants To Test Me 8:20
B-2. I Should Have Left Her (Killing Floor) 4:13
B-3. You Don't Realise 5:14
B-4. Groovin' Is Easy 4:24



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