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Hot Tuna / First Pull Up, Then Pull Down (サイン入り!)
管理番号 3L-01455商品ID41607573
販売価格 3,980円(税込)
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3L-01455 - Hot Tuna / First Pull Up, Then Pull Down (サイン入り!) - 3,980円(税込)
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。

*** LP : USA / 71 / RCA / LPS-4550 ***
■ コンディション ■
B+ / A
ジャケット全体に経年の使用感があり、四角四辺が草臥れています(抜けや決定的なダメージはありません)。
RW ; ジャケット表裏に薄いリングウエアがあります。
内ジャケット(確か日本盤はシングル・ジャケットだったはず)の内側にも、ぼんやりとした擦れがあります。
表ジャケット右下に私が97年の静岡でもらったヨウマ・コウコネン(青字)とジャック・キャサディ(黒字)のサインがあります。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。
意外と付いていない内袋を付属(底が3cmほど破れています)。

ジェファーソン・エアプレインのヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディによるホット・ツナの2作目です。
デビュー作はアコースティク編成でしたが、本作ではエレクトリック編成でゴリゴリよかましてくれます。
大好きなんだよな〜……ホット・ツナ*^^*
ヘビメタ真っ青なほどバリバリにかましたと思いきや、ホノボノを通り越して溶けちゃうような脱力感……その緩急の使い分けは計算してできるものではなく、音楽に対して真摯ってか、どこまでもナチュラルなスタンスが反映されているのでしょう。
ジェファーソン本体の活動は断続的なのに、たいして売れもしないホット・ツナは40年以上も活動を切れ目なく続けているのも、ヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディが「本当にやりたい音楽」なのでしょうね。
97年の来日では4回応援に行きましたが、サン・フランシスコのライブ・バンドには珍しく「お〜い、プログレか〜」と突っ込みたくなるほどセットリストは同じなのに、客と阿吽の呼吸を合わせて「連れて行き方」にはゆとりがあって、毎夜陶酔しちゃいました。
日本じゃ「一つのバンドの一つのツアー」を追いかけるという文化はありませんが、海外ではグレイトフル・デッドを筆頭にフィッシュ、英国ではホークウインドなど当たり前なわけで、ライブ・アルバムが乱発されているバンドほど「草根ファンが多い」という証しなんだよね。
与太話が長くなりましたが、ジェファーソン本体が休職になったので、幼馴染のヨーマ・コウコネンとジャック・キャサディが趣味で「ブルースでもやろか」と始めたホット・ツナですが、テープ(音源)・トレードをしてみると、日本では想像もできないほどのライブ数が出てきます。
ホット・ツナを聴き続けてきた私ですが、本作が文句なく最高作です。
本作を気に入ればホット・ツナのライブに行けば無条件で楽しめる……そんなライブ・アルバムの見本のような1枚だとも思います。
収録曲については思いいれも強すぎて、一大論文になりそうなのでパスしておきます。
……とか言っておきながら、B-1「Keep Your Lamps Trimmed and Burning」についてのみご容赦ください。
ブラインド・ゲイリー・デイビスの楽曲なのですが、最初っからヘヴィなビートの上をヨーマ・コウコネンのフィンガービッキングでメロディーを奏で、すっとぼけたボーカルに和みつつ、中盤以降はグイグイと盛り上げていく豪快かつドロドロとした蠢きが最高なんです。
基本はブルース・ロックなのですが、生真面目なポール・バターフィールドやキャンド・ヒート、それと当時の英国ブルース・ロックとは一味違い、アシッドの洗礼を本場サン・フランシスコでどっぷりと浴びたルーズでひしゃげた感覚が濃厚で、ほのぼのとした雰囲気まであるところが数多あるライブ盤と本作の一線を画す由縁なのです。
ヨーマ・コウコネンの引きずるような粘着質のギターとジャック・キャサディの七転八倒のた打ち回る図太いベースが骨格で、パパ・ジョン・クリーチ(vln)、ウィル・スカーレット(hmc)、サミー・ピアッツァ(ds)が加わっており、「これぞロック」といった過不足ないアンサンブルもたまりません。
他のメンバーよりもはるかに上の世代のパパ・ジョン・クリーチ(ジェファーソンにも参加)の漂々としていながらも自我のあるヴァイオリンも最高に素敵です!
中途半端に売れたために軽んじられている「悲運の大名盤」と申しておきます。
大好き!
【収録曲】
A-1 John's Other (Creach) 8:12
A-2 Candy Man (Davis) 5:44
A-3 Been So Long (Kaukonen) 3:42
A-4 Want You to Know (Carter, Casady) 4:32
B-1 Keep Your Lamps Trimmed and Burning (Davis, Traditional) 8:08
B-2 Never Happen No More (Blind Blake, Kaukonen) 3:47
B-3 Come Back Baby (Hopkins) 9:28
【参加ミュージシャン】Jack Casady ; Bass
Jorma Kaukonen ; Guitar, Vocals
Papa John Creach ; Violin
Sammy Piazza ; Drums
Willow Scarlett ; Harmonica



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