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3L-01447 | 商品ID | 41607571 |
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SOLD OUT |
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3L-01447 - Frank Zappa and the Mothers Of Invention / Transparency (Rare, UK Only Compilation) - Sold Out
コンディション違い、仕様違いの同タイトル盤があるかもしれません。アーティスト名等で検索してみてください。
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アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : UK / 75 / Verve / 2352 057 ***
■ コンディション ■
A- / A-
SOC ; 表ジャケット右に直径5cmほどのピンクのシール、左下に2.5cm×5cmほどの緑のシール(ジャケットの色と似ているため、ほとんど気にならないレベルです)が貼ってあります。
リングウエア、抜け、角打ちなどはなく、ジャケットは中古としては申し分のないコンディションです。
盤面はひげがあって使用感はありますが、気になる傷や擦れはありません。
マトリクスは「A//1 ▽420 // B//1 ▽420」(販売実績からして、これしかないのでは?)。
75年に英国のみで発売されたフランク・ザッパのVerve時代の5枚から選ばれたコンピレーションですが、本作でしか聴けないシングル曲やレア・テイクを多数収録しており、英国のみの発表ということも手伝って数多いザッパのオフィシャル盤の中でも相当なレア・アイテムになります。
最大の目玉は、米国でもシングルのみの発表だったA-2「Who Needs the Peace Corps?」とB-11「Big Leg Emma」(いずれもレアなモノ・ヴァージョンで収録)、そして世紀の問題作(Verveと大揉めとなり、ザッパは自主管理の道に邁進することになりました)にして大傑作の1stソロ・アルバム『Lumpy Gravy』のユニークな編集ヴァージョンA-10「Excerpt from "Lumpy Gravy"」が収録されていることです。
次に、ほとんど話題にならないのですが、A-2「Who Needs the Peace Corps?」、A-3「Concentration Moon」、A-8「Absolutely Free」、B-3「Let's Make the Water Turn Black」が本作でしか聴けない激レアなエディット・ヴァージョンなのです。
20年以上前に徹底的にザッパの全アルバムを聴き倒したことがありますが、デビュー作の『Freak Out』もしくはVerve時代の5枚にザッパのエッセンスの全てが凝縮されており、それ以降の膨大なアルバムは『Freak Out』もしくはVerve時代の5枚のヴァリエーションという結論に至りました(勿論、それ以降の作品でも『Hot Rats』や『In New York』など今でも愛聴している大好きなアルバムはありますが)。
しかもさすがはザッパで、本作でも曲間を切れ目なく繋ぎ、そんじょそこらのコンピレーションとは次元の違う、しっかりとした1枚のアルバムに仕上がっちゃっているんですよね(久し振りに聴いてみて、これには流石に舌を巻いてしまいました)!
パンタ率いる「頭脳警察」がザッパに感化されてグループ名にしたのは有名な話ですが、品のないヴォーカルとコーラスが愉快なR&Bへの憧憬をストレートに表した曲、ダムドも真っ青な性急なパンク(60年代後半のガレージ・サイケとは全くニュアンスが違うところも流石です)、ヘヴィーなギター弾きまくりのハード・ロック、プログレを予感させる壮大な曲などなど、70年代以降のロックの可能性を全て提示したことがよくわかります。
以下は完全な個人的青春時代の思い出ですが、ゼミに短期留学で来たフロリダの娘(金髪でちょぴりそばかすのある別嬪さんだったな〜*^^*)、私が「フランク・ザッパが好き」と言ったら、それまで淑やかだったのに突然「ギャハハァ〜」と笑い出したのよね……
ザッパはいかがわしい上に強烈な皮肉屋であるにもかかわらず、論理的な筋道も通せる知的な人物(ゴア元副大統領夫人などが歌詞に検閲を加えようとした委員会で発言し、逆に反対意見をサンプリングしたアルバムを発表したことは有名な話です)としてアメリカでの認知度は(レコード売り上げ実績とは逆に)非常に高く、メディアに登場するたびに、貧富の差や人種の差なく大爆笑の渦を巻き起こしていたそうです(フロリダの娘によると、ザッパは自虐ネタも強烈なので人種問題やドラッグ問題も笑いに転化でき、ザッパと並ぶコメディアン?はジョン・ベルーシしかいないとのことでした)。
コアなコレクターは必携ですし、フランク・ザッパを知るにも最適の入門盤でもあります。
途中でゲップの音がコラージュされていたりしてかなりグロだけど、そこを笑い飛ばせる方には痛快なことこの上ないでしょう。
ブラック・ミュージックへの憧憬、後年クラシックから依頼されるほどの作曲家としての資質の高さ(A-10「Excerpt from "Lumpy Gravy"」はその最たるものです)……あの植草甚一をして「素晴らしきダダイスト」と思わず唸らせちゃったのも納得の、ザッパのエッセンスが集約されたアルバムです。
ザッパというと「難解」と思う方も多いと思いますが、本作はとても聴きやすいですよ。
【収録曲】
A-1. Why Don't You Do Me Right [mono]
A-2. Who Needs the Peace Corps?
A-3. Concentration Moon
A-4. Mom & Dad
A-5. Bow Tie Daddy
A-6. Harry, You're a Beast
A-7. What's the Ugliest Part of Your Body?
A-8. Absolutely Free
A-9. Cheap Thrills
A-10. Excerpt from "Lumpy Gravy" - The Abnuceals Emuukha Elecrtric Symphony Orchestra & Chorus
A-11. Wowie Zowie
B-1. Flower Punk
B-2. Later That Night
B-3. Let's Make the Water Turn Black
B-4. Lonely Little Girl
B-5. Take Your Clothes Off When You Dance
B-6. What's the Ugliest Part of Your Body? (Reprise)
B-7. America Drinks
B-8. Status Back Baby
B-9. Uncle Bernie's Farm
B-10. Son of Suzy Cream Cheese
B-11. Big Leg Emma [mono]
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