*** LP ： USA / Late 70’s (68) / RCA / LSO-1150 ***
■　コンディション　■
A / A
ジャケットにはリングウエアや抜けのない、中古盤としてはこれ以上は望めないコンディションです。
盤面にはひげも気になる擦れもなく、中古としては申し分のないコンディションです。

ミュージカルのアルバムということでロックのアルバムとして軽んじられていますが、ロングヘアーが反体制・反戦の旗印となっていた60年代後半の熱気を真空パックした奇蹟のようなレコードです。
ヒッピー、ベトナム反戦、ラヴ・アンド・ピース、水瓶座の時代（アクエリアス）、ドラッグ・カルチャー、対抗文化、根強く残っていた人種問題……60年代カルチャーのキーワードを使った曲名も、サイケは言うに及ばず60年代後半を知る入門盤としても最適です。
冒頭の「Aquarius」はジュリー・ドリスコール時代のブライアン・オーガー・アンド・トリニティーが強烈にアシッド臭を発散するカヴァーを残していますし、ラストの「Let the Sunshine In」は映画「Woodstock」でも聴衆が大合唱していたことからも分かるとおり、時代の熱気と真のロックの精神を持ったアルバムで、しかも「捨て曲」が一切無いという驚異のアルバムです。
蛇足ながら、今や大女優になったダイアン・キートンの若かりし頃の歌声も聴けます。
【収録曲】
"Aquarius" 2:55
"Donna/Hashish" 2:45
"Sodomy" 0:50
"Coloured Spade" 1:10
"Manchester England" 1:20
"I'm Black/Aint Got No" 1:10
"Air" 1:15
"Initials" :0:55
"I Got Life" 3:05
"Hair" 2:55
"My Conviction" 1:36
"Dont Put It Down" 2:00
"Frank Mills" 2:05
"Be-In" 3:00
"Where Do I go?" 2:40
"Black Boys/White Boys" 3:35
"Easy To Be Hard" 2:35
"Walking In Space" 5:00
"Abie Baby" 2:45
"Three-Five-Zero-Zero/What a Piece of Work is Man" 4:45
"Good Morning Starshine" 2:30
"The Flesh Failures (Let the Sunshine In)" 3:35
Music by Galt MacDermot; lyrics by Gerome Ragni and James Rado.