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3L-01220 | 商品ID | 34784716 |
在庫数 |
SOLD OUT |
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3L-01220 - Bermuda Triangle / The Missin Tapes - Sold Out
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アーティスト名等で検索してみてください。
*** LP : USA / 2009 / Anazitisi / ARLP 70-27F ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケット、盤面とも一切の使用感のない、中古としてはこれ以上は望めないコンディションです。
外袋とまるで画集のように艶のあるフルカラーの12ページのブックレット(ウェンディーの画集にライナーを載せたような体裁)を付属しています。
バーミューダ・トライアングはロジャーとウェンディーのペニー夫婦によるアシッド・フォーク・デュオです。
詳細は後述しますが、ロジャーとウェンディーは60年代後半から活動しており、最大の功労はロジャーこそがオートハープをエレクトリック化したパイオニアという事実でしょう。
90年代になって日本でも好き者の間で話題になった77年のアルバムは「マイナー・サイケ」で片付けるには惜しい逸品でして、エアロスミスの「Dream On」を女性ヴォーカルをメインに、この世のものとは思えないほど美しく、かつ安っぽくカヴァーしていたり、「Lark In The Morning」などの英国トラッドの定番曲も収録しており、英米問わずアシッド・フォーク・ファンにはたまらない逸品です。
前置きが長くなりましたが、本作は2009年にアナログのみの限定300枚でリリースもあっという間に市場から消えしまった稀少盤でして、かくいう私も店頭で見かけたときには手持ちがなく、翌日慌てて店に走りましたが売り切れという憂き目にあいました。
なお同じタイトルでCDも出ていますが、内容は異なるようですので要注意です。
物語は、ボストンで出会ったロジャーとウェンディーは66年にNYはヴィレッジに出て、フォーク・シーンに出入りするようになったことから始ります。
初録音のA-1は69年にウッドストックで行なったそうで、その後数年間は北米をツアーに明け暮れる毎日、多い年は年間200本のライブをこなしていたそうで、先の77年のアルバム録音時までに3000本以上のライブをこなしていたそうです。
話は前後しますが、2人はパチェコ・アンド・アレキサンダー(Pacheco and Alexander)とユーフォリア(Euphoria)を組んでアルバムを残しており、主なヴォーカルはロジャーとウェンディーが担当していたとのこと(蛇足ながら有名なパチェコ・アンド・アレキサンダーのアルバムはユーフォリア解散後です。
ユーフォリアはヴァン・モリソンやスライ・アンド・ファミリー・ストーンとも共演していたそうな。
本作はまだ「Roger and Wendy」名義で活動していた69年から70年代初頭の録音集で、スタジオとライブが混在しています(よって音質にバラツキがあります)。
内容は悶絶するほど素晴らしく、収録曲に詳細なクレジットはないのですが、ロジャーが初めてエレクトリック化したというオートハーハープとウェンディーのベースを中心に、控え目なサポートがつく非常にリリカルなサウンドです。
活動歴やコーラスや演奏、オリジナル曲のクオリティーの高さからしてメジャー・レーベルとの契約の機会がなかったとは思えないのですが、本人たちが縛られるのを嫌い、自由に活動できる道を選択した……と勝手に解釈しています。
以下に収録曲と聴いた印象を簡単に記しておきます。
【収録曲】
A-1. Rainy Monday (R. Penney) ユーフォリアに通ずるママス・アンド・パパスのように綺麗なコーラスを披露するフラワー・ポップ・サイケ。
A-2. Lost Worlds (R. Penney) ウェンディーの透き通るような美声とオートハープが艶かしいスロー・バラード(ライブ録音)。
A-3. Come Sail Away (D. De Young) 控え目ながらも流麗なストリングスをバックにウェンディーが切々と歌い上げるバラード。
A-4. Goin’ Down To New Orleans (R. Penney) 玩具箱を引っくり返したようなノスタルジックでアップ・テンポなジャグっぽい曲。
A-5. Swallow Song (R. Farina) A-2と同様にウェンディーの透き通るような美声とオートハープが心に響くドラマティックなバラード(ライブ録音)。
B-1. Sometimes We Find It (R. Penney) ゆったりと始り途中で転調するオリジナル曲ながらもスティーライ・スパンを連想させる英国バラッド風の曲(ライブ録音)。
B-2. Did You Love Me (R. Penney) 流れるようなストリングスの上をロジャーとウェンディーの多重録音のヴォーカルが厳かに歌う賛美歌のような曲。
B-3. Circle Game (J. Mitchell) ロジャーがリード・ヴォーカルを取るジョニ・ミッチェルの有名曲ですが、ウェンディーのコーラスの美しいことったら(ライブ録音)。
B-4. High Flying Bird (Trad) 有名なトラディショナルで、ジェファーソンあたりを参考にしていそうな素晴らしいコーラス・ワークを披露していますが、彼等にしてはちょっと泥臭さを感じさせるのが面白い(ライブ録音)。
B-5. Dolphin (F. Neil) 数多くのバンドがカヴァーしていますが、テンポを速めたアレンジで非常にユニークかつ美しい演奏です。
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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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