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*** LP ： ?? / ?? (71) / Negram / NQ 20.038 ***
■　コンディション　■
A / A
リプロですが、ジャケット・盤ともに使用感もなく、中古としては申し分のないコンディションです。

レインマンはオランダ産アシッド・フォーク・グループで、71年の唯一作だと思われます。
今まで知らなかったバンドですが、ジャケットの雰囲気に「やりそや」と感じ、仕入れてみたら大当たりでした。
Frank Nuyensを中心にしたバンドで、オルガンやフルート､ビブラフォンを効果的に使用しており、陰鬱でどんよりとしているだけでなく､起伏に富む演奏はちょっとプログレを感じさせる瞬間もあって、「Mighty Baby」を思い出しました。
Tim HardinをカヴァーしたA-5を除いた全曲がFrank Nuyensのペンによるものですが、ダルな雰囲気の曲からメランコリックな曲、フラワー・トラヴェリング・バンドの「SATORI」を思い出した東洋志向を感じさせる曲や、Mighty Babyの1stのような揺らぎを感じさせる曲など多彩です。
バンドとしてのまとまりも非常によく、Mighty Babyの1stと2ndを足して2で割ったようなサウンドです。
特にAめんの流れは出色でして、もっと紹介されても不思議ではない、「埋もれてしまった大名盤」と断言します。
【参加メンバー】
Frank Nuyens - Vocals, Aacoustic Guitar, Electric Guitar, Bottleneck Guitar
Dick Beekman - Drums
Enno Velthuys - Acoustic Guitar, Electric Guitar, Bass
Jay Baar - Vibraphone, Drums, Maracas
Philip Peters - Keyboards
Piet Kuyters - Piano
【収録曲】
A-1. Rainman
A-2. Natural Man
A-3. Don't
A-4. Vicious Circle
A-5 Don't Make Promises
A-6. You Will Be Freed by Me
B-1. Money Means Nothing at All
B-2. Get You to Come Through
B-3. She Told Me So
B-4. They Didn't Feel
B-5. Joy That Is Inside, The

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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。

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