*** LP : Ireland 1980 / Tara / 3002 ***
■ コンディション ■
A- / B+
ジャケット:非コーティングのぺらジャケ。わずかな微スレ、薄汚れ。ぴんとした美品です。
ディスク:レーベルはヒゲが少々。盤面は薄スレちらほら。ざっと聴き流しました。バックグラウンドノイズやチリプチ多め大きめですが(特に両面序盤)、鑑賞を妨げるほどではなく、まずまず良好に鑑賞できると思います。実際の音源を参考にしてください。
マトリクス末尾はA/Bのみ。
歌詞カード付属。パテントNo.入り内袋付属。
アンディ・アーヴァインの「レイニー・サンデイズ/ウィンデイ・ドリームス」。
アイルランドの最重要グループ、スウィニーズ・メン、そしてプランクシティを経たアンディがようやく80年になって発表した傑作1stソロです。
裏方に徹することの多いアンディを支えるのは、ドーナル・ルーニィ、ポール・ブレディといった名だたるミュージシャン。
スウィニーズ・メンを解散してプランクシティ結成までの間、東欧各地を放浪してケルト音楽のルーツともいえる近代以前のヨーロッパ音楽を貪欲なまでに吸収したそうです。本作のB面はそんな異国情緒があふれています。B2の"Romanian Song"はタイトル通りルーマニアの歌をもとにしていると思いますが、ヴォーカルはLucienne Purcellという女性です。
本作が見事なのは、決して重苦しいものに陥らずに、シリアスではあるけれど実に楽しげなアルバムに仕上がっているところ。小雪の舞う中、枯れ木に佇むジャケットと"Rainy Sundays... Wind Dreams"というアルバム・タイトルも溝に刻まれたサウンドと実に見事に符合しており、実に完成度の高い大傑作アルバムです。
収録されている10曲中7曲がトラッドで残りの3曲がオリジナルになっており、このバランスも実に絶妙。
大推薦であります!
オリジナル・アイルランド盤。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A-1. The Emigrants
(a) Come to the land of sweet liberty (Trad)
(b) Farewell to old Ireland (Trad)
(c) Edward Connors (Trad)
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※途中までです
A-2. Longford Weaver (Trad)
A-3 Christmas Eve (Trad)
B-1. Farewell to Ballymoney (Trad)
B-2. Romanian Song (Blood and Gold) (Irvine/Cassidy)
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B-3. Paidushko Horo (Trad)
B-4 . King Bore and the Sandman (Irvine)
B-5. Rainy Sundays (Irvine)
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Andy Irvine ; Vocals, Hurdy Gurdy, Harmonica, Mandolin, Mandola, Bouzouki, Fylde Bouzoukis
Donal Lunny ; Harmonium, Pan Flures, Bouzouki, 10 String Bouzouki, Guitar, Percussion, Pan Flute, Bore, Snore
Liam O'Flynn ; Uilleann Pipes
Paul Brady ; Guitar, Piano, Fender Rhodes
Frankie Gavin ; Fiddle, Viola, Flite
Rick Epping ; Harmonica, Jews Harp, Acocordion
Lucienne Purcell ; Vocals
John Wadham ; Bongo, Congas
Garvan Gallagher ; Electric Bass
Keith Donald ; Soprano Sax
Produced by Donal Lunny
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