*** LP : UK 1973 / Sonet / SNTF 646 ***
■ コンディション ■
B+ / B / CO TOC-II
ジャケット:正面のみラミネート加工された美しいぺらジャケです。右上コーナーカット。上下辺ともテープ補修、ただし割れではなく糊付けが剥がれているだけです。ラミネートは軽いくすみが見られますがツヤも十分。右上にプライスシール、左下にインポート丸シール。非コーティング黒地の裏面は主に上下に薄スレ、右上黒マジックの5cmほどの線。
ディスク:レーベルは微細なヒゲがほんの少し、B面に黒マジックの線。盤面は薄スレが多め。微細なスリ傷ぽいのも少し。ざっと聴き流しました。バックグラウンドノイズやチリプチ多め大きめに出ますが凶悪なものはなく普通に鑑賞できるレベルと思います。実際の音源を参考にしてください。
マトリクスはA-1△G/B-1▽△G/。
パテントNo.入り内袋付属。
英国のギタリスト/シンガー・ソングライター、デイヴ・エリスの73年唯一作「アルバム」。
このレコードは個人的にもけっこうな愛聴盤なのですが、どういう人なのかは全く知りません。今改めてネットで調べてみてもよくわかりません。多くのギタリストからリスペクトされていたことは確かで近年も活動を続けているようですが、本アルバム発売頃の活動歴がほとんどわからない謎の人です。CD化もされたので解説に何か書いてあるかな。
それはともかく、本作が素晴らしいフォーク/シンガーソングライター・アルバムであることは間違いありません。
曲はすべて自作。バックも1曲だけゴードン・ギルトラップがセカンド・ギターで参加している他は自身のギターのみです。
この人はギタリストしての腕が超一流で、本作でも14曲中6曲が変幻自在の超絶技巧を駆使したギター・インストです。七色のめくるめく演奏が素晴らしいです。
ですが本作が好事家の探し求めるレア盤扱いされているのは、やはり残りの歌物の素晴らしさのためでしょうね。
どこか頼りなげでかそけき魅力を醸し出すヴォーカル曲は、無国籍のドリーミーフォークを聴いているような不思議な魅力にあふれています。英国フォークという感じがあまりないところがいいんですよね。いわゆるメローフォーク的な感覚もあります。
超強力推薦盤!!
もちろん英国オリジナル盤。コンディションいまいち特価ですが普通に聴けるものです。オススメ。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 I Have Been Amazed
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A2 I Don't Know
3 Foxtrot
A4 Can You Tell Me
A5 Autumn Love Skip
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※A4-A5連続です
A6 Let Me Sing You Psalms
A7 Interlude
B1 Something Wrong
(Second Guitar: Gordon Giltrap)
B2 The Last Girl
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B3 Five Knuckle Shuffle
B4 Smile For Me
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B5 Jingle
B6 You I Love You
B7 Nose Rag
All music on this album composed by Dave Ellis.
Produced by Peter Eden.