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*** LP ： UK 1968 / Island / ILPS 9080 ***
■　コンディション　■
B+ / B+ / SPSE
ジャケット：両面ともフル・ラミネート・コーティングされた美しいペラジャケです。ラミネートの表面は軽いくすみ程度でまずまずきれい。下辺の糊付けが7割ほど剥がれ、それに伴い下辺沿いのラミネートの貼り際が少しざらつき。
ディスク：レーベルはヒゲがそこそこ。盤面は微細なスレがけっこう出ていますが傷はありません。ざっと全編試聴しました。静音部でバックグラウンドノイズや軽微なチリプチが出てはいますが鑑賞を妨げるようなものはありません。全編良好に鑑賞できます。A-寄りの良品です。実際の音源を参考にしてください。
パテントNo.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。

スプーキー・トゥースの1968年金字塔的なデビュー作「イッツ・オール・アバウト」。
サイケな香りを漂わしつつ米国南部志向（というよりザ・バンド志向かな）がうかがえる地味ながらも聴き応えのある大傑作です。ちなみにこのバンドはその後メンバーの出入りが激しく、それぞれの時期に傑作を残しながらも一貫性がなく残念な結末となりました。
さてこのデビュー作時点でのメンバーはルーサー・グロスベナー(g)、マイク・ハリスン(harpsichord、vo)、マイク・ケリー(dr)、グレッグ・リドレー(b)、ゲイリー・ライト(org、vo) の5人。
ルーサーのギターにマイクのハープシコードとゲイリーのオルガンのツイン･キーボードにツイン・ヴォーカルが圧巻です。
Led ZepplinやKing Crimsonのデビュー作級の完成度なんて言うと言い過ぎですが日本ではあまりにも売れなさ過ぎでちと気の毒・・・。
プロデュースはこの時期のりにのっていたジミー・ミラーにエンジニアはグリン・ジョンズです。

英国オリジナル盤。ピンク・アイランド赤目ラベルの最初期盤です。A-/A-寄りの良品です。

試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Society's Child
　Written-By - Janis Ian
　 Direct Link
A2 Love Really Changed Me
　Written-By - Wright, Miller, Grosvenor
A3 Here I Lived So Well
　Written-By - Wright, Miller, Grosvenor, Harrison
A4 Too Much Of Nothing
　Written-By - Bob Dylan
　 Direct Link
A5 Sunshine Help Me
　Written-By - Wright
　 Direct Link
B1 It's All About A Roundabout
　Written-By - Wright, Miller
　 Direct Link
B2 Tobacco Road
　Written-By - Loudermilk
　 Direct Link
B3 It Hurts You So
　Written-By - Wright, Miller
B4 Forget It, I Got It
　Written-By - Wright, Miller
B5 Bubbles
　Written-By - Wright, Grosvenor

Harpsichord, Vocals - Mike Harrison
Organ, Vocals - Gary Wright
Lead Guitar - Luther Grosvenor
Bass Guitar - Greg Ridley
Drums - Mike Kellie

Producer - Jimmy Miller
Engineer - Glyn Johns
Photography By - Gered Mankowitz

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