*** LP : UK 1973 / A&M / AMLH 68148 ***
■ コンディション ■
B+ / B
ジャケット:非コーティング白地のぺらジャケ。四隅スレ。背表紙中央スレ。表裏とも薄汚れ。
ディスク:レーベルはヒゲが少々。盤面はA2に傷。これ以外はスレ少々。ざっと聴き流しました。A1終わりと同時に周回ノイズが始まりA2序盤まで。B1後半少しチリプチ。B1終わりからB2頭6回ほど周回ノイズ。これ以外は軽微なバックグラウンドノイズにところどころで散発的なプツ音。実際の音源を参考にしてください。
光にかざすと赤く透けて見える透過盤。
マトリクスはAMLH 6814 A1 A / AMLH 6814 B1 B。
28ページの豪華楽譜ブックレット付属。
内袋は新しい穴開きタイプが付属。元々もオリジナルの内袋ではありません。
ギャラハー&ライルの73年2ndアルバム「ウィリー・アンド・ザ・ラップドッグ」。
McGuiness Flint〜Ronnie Lane's Slim Chanceと、「イギリスのアメリカ」路線の王道を歩んできた名デュオです。
この後ポップ&メロー色が徐々に増していきますが、このアルバムは初期Mcguiness Flintそのものと言ってもよいフォーキーなシンガーソングライター/英国スワンプ作品に仕上がっております。初期のマッギネス・フリント自体が彼らのバンドだったようなものなので、当たり前ではあります。
いかにも英国的な愁いを帯びたくすんだサウンドがたまらないです。
基本的に1stと同じですがこの2ndの方がこなれてきた感じかな。プロデュースはグリン・ジョンズでゲストも必要最小限しか呼ばないシンプルさがよいです。
ドラム入りは5曲しかなくフォーキーな良曲が多いのも特筆もの。A6なんか後ろでぴよぴよと鳥の鳴き声が聴こえたりしてまるでHeronの陽だまりフォークであります。
英国シンガー・ソングライターがお好きな方はまさに必携。ロニー・レーンの1st+ヘロンという最強路線ですよ。
激オススメ!
オリジナル英国盤。レアな28ページ豪華楽譜ブックレット付属。難あり特価です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Willie 3:21
A2 Home 2:18
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※A1-A2連続です。曲間のノイズをご確認ください。
A3 Give A Boy A Break 3:36
Bass Harmonica - Pete Townsend Percussion - Bruce Rowland
A4 Sittin' Down Music 2:46
Drums - Hughie Flint
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A5 Dan 2:51
A6 Among The Birks 3:01
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B1 Jesus Save Me 2:45
Drums - Hughie Flint
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B2 S.S. Man 3:38
Drums - Hughie Flint
B3 Hotel Constantine 2:27
B4 The Lap Dog 2:35
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B5 Harmonium 2:28
Piano [Fender Rhodes] - Ian Rae (2)
B6 Thoughts From A Station 1:55
Arranged By - Brian Rogers
Composed By - Gallagher & Lyle
Producer, Engineer - Glyn Johns
Art Direction - Mike Doud (2)
Design - Mike Dempsey (2)
Illustration - Alan Hood (3)
Recorded At - Stargroves