*** LP : UK 1982 / Coldstream / CRS426 ***
■ コンディション ■
B+ / A
ジャケット:表側のみラミネート・コーティングの施された美しいジャケット。正面開口部沿いぽつぽつとスレ、背表紙沿いに筋状のスレ。非コーティングの裏面は主に周辺部に経年の薄シミ。全体にきれいな印象でぴんとしており、A-寄りのしっかりとした良品です。
ディスク:レーベルは片面のみ微細なヒゲが1本。盤面はほとんど使用感のない美品です。全編試聴しました。A面冒頭軽微なチリプチ少し。気付いたのはこれぐらいで全編極めて良好に鑑賞できます。実際の音源を参考にしてください。
マトリクスはA1/B1。
穴開きポリ内貼り内袋付属。
レイン・アンド・アランの「秋の日に・・・」。
82年と少々若いリリースながら英国フォークファンには極めて高い評価を受けているアルバムです。
個人的にもはまりまくった最愛の1枚。
1曲を除きトラッドなのですが、あまりトラッド臭さは感じません。
Laineのこの上なく美しいヴォーカルが、トラッド・シンギングというよりも極上のドリーミー・フォークを聴いているような気分にさせてくれるのと、シンプルながらよく練られた素晴らしいアレンジが効いているのだと思います。
哀愁に満ちたハーモニウムの音が郷愁を誘い、滔々と流れるフルートの調べが夢の世界にいざなってくれます。
メランコリックでメロディアスな楽曲がずらりと揃っているのも特筆物。どこを切ってもはっと息を呑む美しさです。
私はこのアルバムが尋常でなく好きで、聴けなくなる恐怖心からもう1枚確保してあります。またオーディオコンポーネントを変えるときにはこれをショップに持ち込んでリファレンスにしたりもしました。
これだけ完成度が高いアルバムも珍しい。フィメールフォーク好きにはたまならい逸品かと思います。
高い商品なので気楽にオススメとか言いにくいのですが、フィメールフォーク・ファンの方には是非とも聴いていただきたい名品です。
超々強力大推薦盤!
英国オリジナル盤。盤は美品です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1 At the Dawning of the Day / On Raglan Road
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2 Bonny Light Horseman
3 The Sea Maiden / Thomas Leixlip the Proud
4 Dragons
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5 Mrs McGrath
6 One I Love
[B]
1 Down by the Salley Gardens
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2 Three Danish Galleys
3 Twisting of the Rope / Planxty Fanny Power
4 Bantry Girl's Lament
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5 Lakes of Pontchartraine
6 The Parting Glass
All titles traditional (except 'Dragons') Arranged Alan Nunn
Laine Nunn : vocals, guitar, autoharp
Alan Nunn : guitar, flute, harmonium, mandolin, vocals
John Rose : fiddle on "At the Dawning of the Day", "One I Love", "Down by the Salley Gardens" and "Lakes of Pontchaartraine"
Nick Dow : bass guitar on "Lakes of Pontchartraine", guitar on "One I Love" and backing vocals on "Mrs McGrath"
Engineered and produced by Robin Brown and Ric Sanders
Sleeve disign by Gordon Griffin