*** LP : USA 1970 / Liberty / LST-11002 ***
■ コンディション ■
B- / B / WD TOC-II
ジャケット:四隅四辺スレ。表裏強めのスレ。左下角周り少し水濡れの形跡があり5cmほどテープ補修。かなりぼろい感じです。
ディスク:レーベルは微細なヒゲがほんの少し。盤面はスレ多め。スリ傷ぽいのもちらほら。ざっと聴き流しました。AB両面とも冒頭部分でノイズが少々目立ちますが鑑賞を妨げるほどではないです。他は細かなチリプチ、散発的なプツ音等多め、大きめながら普通に鑑賞できます。実際の音源でご確認ください。
米国ホワイトブルースの雄キャンド・ヒートの1970年作「フューチャー・ブルース(未来のブルース)」。
いわずとしれたキャンドの代表作にあげられることも多い名作です。
27歳で夭逝した天才Alan "Blind Owl" Wilsonの最後のアルバムでもあります。
いかにも鍛えあげられたという感じのボブ・ハイトの迫力あるヴォーカルとは対照的な、脱力系というかひょうひょうとした味わいのあるヴォーカルを聴かせるアル・ウィルソンは、グループの貴重なオリジナル楽曲を多く提供してきました。ここでも3曲彼のオリジナルが収められていて素敵なヴォーカルを披露してくれます。私はこの人の大ファンで、ぜひシンガー・ソングライターとしてのソロ作を作ってほしかったなぁとつくづく思いますね。
本作はまた、Henry Vestineに代わってハーヴェイ・マンデルがリードギターで参加した唯一の作品としても知られています。
荒々しさと成熟した完成度を両立させた傑作です。ホワイト・ブルース、ブルースロックというものを初めて聴く方にもうってつけ。
大推薦!
米国オリジナル盤。初期仕様品。Bランク品ですが普通に聴けるので激オススメです!!
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Sugar Bee 2:39
Written-By - Eddie Shuler
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A2 Shake It And Break It 2:34
Written-By - Alan Wilson
A3 That's All Right, Mama 4:18
Written-By - Arthur BigBoy Crudup
A4 My Time Ain't Long 3:48
Written-By - Alan Wilson
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A5 Skat 2:42
Piano, Arranged By [Horns] - Dr. John Written-By - Alan Wilson
A6 Let's Work Together 2:49
Engineer - David Weichman Written-By - Wilbert Harrison
B1 London Blues 5:32
Piano - Dr. John Written-By - Alan Wilson
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B2 So Sad (The World's In A Tangle) 7:57
Written-By - Alan Wilson, Robert Hite, Jr., Adolfo De La Parra, Harvey Mandel, Samuel L. Taylor
B3 Future Blues 3:02
Piano - Ernest Lane Written-By - Alan Wilson, Robert Hite, Jr., Adolfo De La Parra, Harvey Mandel, Samuel L. Taylor
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Vocals - Bob Hite
Vocals, Rhythm Guitar, Harmonica - Alan Wilson
Lead Guitar - Harvey Mandel
Bass - Samuel Larry Taylor
Drums - Adolfo Fito De La Parra
Producer - Canned Heat, Skip Taylor
Recorded By, Mixed By - Tommy Oliver
Art Direction - Ron Wolin
Photography By [Back Cover] - Herb Kravitz
Photography By [Front Cover] - Skip Taylor
Photography By [Inside] - Herb Green