*** LP : UK 1973 / Electra / K42151 ***
■ コンディション ■
A- / A-
ジャケット:四隅薄スレ。下辺薄スレ少々。背表紙上部角1cmほどの小さな割れ(ほとんどわかりません)。表裏中面ともわずかな微スレのみできれい。ややB+寄りながら、しっかりとした良品です。
ディスク:レーベルは微細なヒゲがほんの少し、A面にプロモシール。盤面は強い光に当ててわかるレベルの微スレがそこそこ。B面にこすったような跡がありますが音への影響はありません。ややB+寄りながら、まずまずの良品です。ざっと聴き流しました。軽いチリプチ程度で良好に鑑賞できると思います。実際の音源でご確認ください。
マトリクスはA-1U/B-1U。
パテントNo.入り白内袋付属。
アンディ・ロバーツ・アンド・ザ・グレート・スタンピードの73年作。
英国のいぶし銀シンガー・ソングライター/ギタリスト、アンディ・ロバーツの4作目(Everyoneを入れると5作目)。
Liverpool Scene, Grimms, Plainsongといった名バンドのメンバーとして、またScaffold, Bonzo Dog, Richard Thompson, Maddy Prior, Chris Spedding, Pink Floyd, Kevin Ayers その他多数のアーティストとの幅広いセッションでも知られているアンディ。この4作目はEveryoneに続きグレート・スタンピードというバンド名義での作品です。
プロデュースはセプテムバー・プロダクションのサンディ・ロバートン。
ジェリー・コンウェイとパット・ドナルドソンのリズム隊にズート・マネー、BJコールというおなじみのメンバーに加え、古くはTennent & MorrisonのJoe Soapで活躍しELOで名を挙げることになる名ヴァイオリニスト、マイク・カミンスキーが参加しています。ゲストでオリー・ハルソールも参加。
バンドといってもいつものメンツじゃんかという気もしますが、これが実に見事なバンドサウンドを聴かせてくれます。
ガッツあふれるロックンロール、泣きそうに美しいカントリーバラード、フォーキー・シンガー・ソングライター風、英国情緒あふれる曲というぐあいにアルバムの構成も見事。
様々な音楽性を見せるアンディですが本作はどちらかというとアメリカン志向、カントリー・ロック的な面が強く出て軽快でご機嫌なアルバムです。なかなかキャッチーな曲が多いし最高傑作に挙げる人もいますね。
ところでよく1500枚しか流通しなかった幻の名盤などと言われますが1st, 2ndに比べたらそこまでレアでもないような・・・
ジャケット・デザインも最高に素晴らしく持っててうれしい逸品です。
英国オリジナル盤。まずまずの美品です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
1 Speed Well (Roberts)
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2 Clowns on the Road (Roberts)
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3 Lord of the Groves (Roberts)
4 Bottom of the Garden (Roberts)
5 Kid Jealously (Roberts)
[B]
1 Great Stampede (Roberts)
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※冒頭プツ音が出ますが洗浄で取り切れなかったゴミが食いついていたためで、その後除去してあり音は出ません。
2 High Time (Roberts)
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3 Home in the Sun (Roberts)
4 Spanish Town (Roberts)
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Zoot Money
B J Cole
Gerry Conway
Pat Donaldson
Mick (Mik) Kaminski
Guests
Ray Wehrstein
Sonny Francis
Ollie Halsall
PRODUCED BY:
Sandy Roberton