*** LP : UK 1978 / Transatlantic / LTRA 503 ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケット:上辺中央に3cmほどのスレ。これ以外はほとんど使用感のない、ぴんとした美品です。
ディスク:レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面はほとんど使用感のない美品です。
マトリクスはA-1F/B-1F。
パテントNo.入り穴開きポリ内貼り内袋付属。
クリストファー・ジョーンズの78年唯一作「ノー・モア・レンジ・ツー・ローム」。
プロデュースはビル・リーダー!Rosie Hardmanの紹介でプロデュースを引き受けることになったらしいです!
フォーク出自のクリストファー・ジョーンズですが、アルバムの内容はフォークではなく、ドラム、ベース入りのとてもよくできたコンテンポラリーなシンガー・ソングライター作品です。
シンプルなバックに支えられて、おだやかなヴォーカルと佳曲が並ぶ理想的なアルバム。
バンドがすごくてヘロンのG.T.ムーアがエレクトリック・ギター、同時期に素晴らしい作品を残したMick Linnard & David Hughesのミック・リナードがベースとアコースティック・ギター、ドラムがダイアー・ストレイツのピック・ウィザーズという素晴らしい激渋メンツに兄弟のらしいジェフリーという人が加わっています。ちなみにミック・リナードとクリスはつるんでツアーなどをやっていた仲でした。
個人的にはG.T.ムーアのニュアンスに富んだ印象的なギターがツボに来てたまりません。
というわけで大推薦盤!!
ところでこの人ずっと英国人だと思っていましたが米国人なのですね。本人のサイトがあって色々と興味深い経歴や本作についても語られていますので是非どうぞ。
https://christophermarkjones.com/about
さらに83年にドイツで"No Looking Back"というアルバムを残した同姓同名人がいて、これは長いこと"No More Range To Roam"に続く幻の2ndとされていましたが、この人も実は米国人なのでした。何ともややこしいことですがこのドイツ盤もまたフォーキーな名作なのでした。
英国オリジナル盤。美品です。
A1 Dust To Dust 3:58
A2 Hard To Imagine 3:38
A3 Morning Glory 3:40
A4 Holy 2:43
A5 Steelhead Blues 3:27
B1 No More Range To Roam 3:40
B2 Road To Spain 3:10
B3 Whatever You Do 4:05
B4 Baby Don't Go 4:30
B5 Ballerina 4:16
Christopher Jones - acoustic guitar, piano, cello and vocals
Jeffrey Jones- harmony vocals (1,3,4,5,6,8,9) acoustic guitar (7,8), piano (3,10), viola (2,7,10), harmonica (1,) harmonium (6,8)
Mick Linnard - bass (all but 7,10), acoustic lead (3), 2nd acoustic (9,10)
Pick Withers (Dire Straits) - drums (all but 7,10)
Gerald T. Moore (Heron)G.T. - electric guitar (1,2,5,6,9)
Produced by Christopher Jones and Bill Leader. Recorded by Bill Leader at Leader Sound in Yorkshire, U.K., Oct.-Dec. 1977.