*** LP : UK / Highway - Trailer / LER 3002 ***
■ コンディション ■
A- / A-
ジャケット:ニス引きのぺらジャケ。四隅四辺は微スレのみでまずまずきれい。表裏は周辺部の小シワ程度できれい。
ディスク:レーベルはヒゲが少々。盤面はA1からA2にかけて小傷ぽいのがありますが音への影響はありません。これ以外は薄スレ少々の良品です。実際の音源でご確認ください。
アーチー・フィッシャー、バーバラ・ディクソン、ジョン・マッキノンの3人による79年作「ザ・フェイト・オ・チャーリー」。
素晴らしいトラッド名盤です。
今では英国屈指のヴォーカリストとしての地位を確立したバーバラ・ディクソンのデビュー作であり、アーチーとバーバラの初コラボ作品でもあります。
英国革命期のジャコバイトとチャールズ王子に題材をとっており、ラビリンス【3079】の記述からはなにやら難しげな内容を想像してしまうかもしれませんが、全くそんなことはなく、とても親しみやすく聴きやすいトラッド作品です。
3人それぞれがリードをとり曲によっては美しいコーラスを付けるという構成で、シンプルなバッキングとあいまってトラッド好きなら文句なしの素晴らしい曲が続きます。親しみやすくしみじみとしたメロディアスな曲が多いのでトラッド入門用としても最適と思います。
アーチーの枯れた味わい、バーバラの人懐こさのある美声、ジョンのジェントルなたたずまいと3人のヴォーカルを聴き分けるのも楽しいです。
どこを切っても絶品の美しい音が溢れ出てくる名作。本当に素晴らしい!
この後アーチー・フィッシャーとバーバラ・ディクソンはコンビを組んで、トラッドからは少し離れた連作を発表していくことになります。
大推薦盤!
英国盤。オリジナルは69年のトレイラー赤ラベル。本品はハイウェイの後発盤。たぶん70年代末あたりのものと思います。
※トレイラー赤ラベルの1stイシューも在庫していますので検索してみてください。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Cam Ye O'er Frae France
Direct Link
A2 The Three Healths
A3 Wha Wadna Fight For Charlie
A4 The White Cockade
A5 My Bonny Hieland Laddie
A6 The Highland Widow's Lament
Direct Link
A7 Prestonpans
A8a The Battle Of Prestonpans
A8b Killiecrankie
B1 O'er The Water To Charlie
Direct Link
B2 Prince Charlie
B3 Highland Harry
B4 The Fate O' Charlie
Direct Link
B5 The Highlander's Lament
B6 O'er The Water
B7 The Flowers O' The Forest
Direct Link
Lead Vocals - Archie Fisher (tracks: A1, A2, A3, A8a, B5), Barbara Dickson (tracks: A2, A4, A6, B1, B3, B7), John MacKinnon (tracks: A2, A5, B4)
Guitar, Bodhr?n, Harmony Vocals - Barbara Dickson
Guitar, Concertina, Dulcimer, Mandolin - Archie Fisher
Violin, Mandolin - John MacKinnon
Recorded By, Producer - Bill Leader