*** LP : USA 1971 / Big Tree / BTS 2006 ***
■ コンディション ■
B / B / SPSE CO
ジャケット:右上コーナーカット。四隅四辺スレ。上辺すべてと背表紙上部5cmほどにかけて割れ。下辺も開口部3cm中央5cmほど割れ。正面は汚れ、右上シールはがし跡(少しぽつぽつと破れ)。裏面も薄汚れ。全体にちょっとぼろい感じ漂います。
ディスク:レーベルは片面のみ微細なヒゲが1-2本。盤面は全体に薄スレ少々できれいなのですが、A2冒頭に2ヶ所傷があり11回ザッというノイズ。B4冒頭にもキズがありますがこちらはほとんど気にならないレベル。B6も冒頭で軽いプツ音、中盤にプツ音2回。以上実際の音源でご確認ください。これ以外にも散発的なプツ音は所々にあるようです。
歌詞入り内袋は欠品です。
オハイオ州クリーヴランドのフォーキー・シンガーソングライター、アレックス・ビヴァンの71年デビュー作「ノット・トゥルース・トゥ・セル」です。
アコースティック・ギターの弾き語りが基本で、シンプルなバンドとオーケストレーションが施されます。あくまでもフォーキーなんだけどそのためにいささかオーヴァープロデュース気味とよく言われます。まあそのとおりとも言えますがこれがかすかなアシッド感覚をかもし出していて悪くないです。というかとてもいい表情を加えて陰影がくっきりしたような感じ。
曲はすべて自作です。良曲揃いでデビュー作にして早くも才能の豊かさが伝わってきますね。
オハイオというとどうしてもトランプさんでおなじみの「ラストベルト」とかディーヴォのアクロンを思い出してしまい、赤さびだらけの工業地帯のイメージですが、この人は現在でもクリーヴランドを拠点に活動を続けているようです。
愛すべきマイナーフォーク/シンガーソングライターの愛すべきデビュー作です。
米国オリジナル盤。コンディションいまいちにつき特価です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Take Your Time 3:20
A2 Never Lock The Door 3:26
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A3 Coventry Avenue 2:10
A4 Ring Of Silver 3:35
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A5 No Truth To Sell 3:38
A6 Ease Your Load 3:55
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B1 Brady Street Hotel 4:20
B2 Two Man Carnival Show 2:02
B3 Sometimes (Evening Prayer) 2:50
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B4 Trains Gone By 2:32
B5 Linda's Song 2:40
B6 Sunburn 2:15
B7 Every Song 3:05
Vocals, Guitar, Written By - Alex Bevan
Lead Guitar - Rolly Brown
Arranged By, Piano - Tom Baker
Bass - Jim Nice
Design, Cover - J. M. Sokol
Producer - Eric Stevens