*** LP ： UK 1972 / Sovereign / SVNA 7257 ***
■ コンディション ■
A / A- / SOC
ジャケット：細かなエンボス加工の施された美しいい見開きジャケット。白地の厳しい条件ですが、正面上辺沿いにわずかな経年の薄シミ、開口部上下角微スレ、これ以外はほとんど使用感のない、ぴんとした美品です。
ディスク：レーベルはヒゲ無し。盤面はほとんど使用感のない美品です。
マトリクスは
SVNA 7257 A-2U
SVNA 7257 B-2U これしかないと思います。
パテントNo.入り穴開きビニール内貼り内袋付属。
ジュリエット・ロウソンの72年作「ブー」。
90年代にCDを出しているようですがそれを除けばこれが唯一作です。チンパンジーのジャケット、タイトルのブー、そして中面のどぎつい写真・・・どんな音なんだ？と退いてしまいますよね。ところが内容はいたってまともで正統派の女性シンガーソングライター作品です。しかもとても高水準な仕上がりの名作なんです。
本人はジョニ・ミッチェルになりたかったようで確かにそんな感じはありますが、キャロル・キングのポップ性やローラ・ニーロ的な歌いまわしも少し入っているかな。いずれにしても米国の女性シンガーソングライターに近い質感を持つ作品です。
とは言えバックアップ陣は超英国的ないぶし銀のメンツが揃っており、プロデュースは「水撒き少女」でおなじみトゥリーズのデヴィッド・コスタ！トゥリーズからはベーシストのバイアス・ボッシェルも参加。さらにサックスのロル・コックスヒル、ストリングス・アレンジはトニー・コックスといった具合。
基本的にジュリエット本人のピアノまたはギターの弾き語りに薄味のバックが付くだけのシンプルな演奏で彼女の雰囲気のあるアルト・ヴォイスや曲作りの素晴らしさもよくわかります。完全な弾き語りから軽快なポップアレンジまで、曲ごとにめりはりのあるアレンジが施されているのも特筆モノでアルバムの完成度をぐんと押し上げていますね。
ホント、捨て曲無しで最後まできっちり聴ける素晴らしいアルバムです。
超強力推薦盤。
英国オリジナル盤。美品が入荷しました。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Dear Fool
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A2 Igloo
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A3 Nothing New
A4 I Won't Get My Feet Wet Again
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A5 Who Is India-
A6 Let Me Not Put You Down
B1 Only A Week Away
B2 Playing Is No Song
B3 You're So Right, September
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B4 The Weeds In The Yard
B5 Rolling Back
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B6 Frog In The Jam
Vocals, Piano, Acoustic Guitar, Arranged By - Juliet Lawson
Acoustic Guitar, Electric Guitar, Arranged By - Ian Blair
Bass, Keyboards - Bias Boshell
Drums - Barry De Souza
Percussion - Luis Jardine
Saxophone - Lol Coxhill
Steel Drums - Russell Aldez
Backing Vocals - Casey Synge, Dari Lalou, Karen Friedman, Miguel Barradas
Strings - The Hafner String Quartet
Arranged By [Strings] - Tony Cox
Producer - David Costa
Supervised By [Production] - Simon Crocker
Engineer - John Hudson
Recorded At - Mayfair Studios
Design, Illustration - Glenn Pearce
Photography By [inside] - Donald Silverstein
Printed By - Garrod & Lofthouse Ltd.
Made By - Garrod & Lofthouse Ltd.
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※コンディション表記は、「ジャケット / 盤質」の順になっております。
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