*** LP : USA 1972 / abc / ABCX 749 ***
■ コンディション ■
A / A
ジャケット:シュリンク入り新品同様極美品です。開口側上下角微スレ。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面は米盤らしい粗さが見られるものの、紙スレ程度の美品です。
ABCのカンパニー内袋付属(美品)。
ゴードン・ウォーラーの「…アンド・ゴードン」。
昔からスワンプ系SSWの名作として語り継がれてきた説明不要のアルバムですね。【ラビリンス5036】
ゴードン・ウォーラーは、ピーター・アッシャーとデュオ「ピーター・アンド・ゴードン」で大活躍したあの「ゴードン」ですが、72年にアメリカで録音した本作は英国臭はなく完全に米国シンガーソングライター作品といってよいでしょう。
アルバム・タイトルの「... and Gordon」のandの手前には「Peter」が入っていたわけで、なんともいえぬ英国風ジョークが効いていますね。
英国盤はVertigoから発表されましたがほぼ黙殺され、古くからVertigoコレクターの最難関盤の1枚であり今や鬼畜価格です。
さて内容は、トーマス・ジェファーソン・ケイのプロデュースで東部スワンプの名バンドWhite Cloudを中心に、名手エリック・ワイズバーグ他最低限のサポートがバックを固めています。
Vertigo盤とは曲順が違っていてA面"Side one of Gordon"はゴードンの自作曲を並べ、B面"Another side of Gordon"はホワイト・クラウドのトーマス・ジェファーソン・ケイ/ジョーン・ヴェントを始めカヴァーや共作曲が並びます。A面は抑制のきいた曲調、B面はカントリー、スワンプ、ファンキーナンバーが中心といった構成です。
ま、そんなことより本作のキモは冒頭の"Saddest Song"ですよね!誰もが完璧にノックアウトされるこの"Saddest Song"はホントに永遠の名曲かつ名演だと思います。死ぬほどリピートして泣いてください。
床が一部抜けた、廃墟になった講堂のような建物の中で撮影されたジャケット写真も秀逸で、アルバムの内容を物語っていますね。
シンガーソングライター好きには絶対のオススメ。
米国盤。シュリンク入りの美品です。内袋もぴんとしており、おそらくはほとんど聴かれていないものと思います。
※シールド品も在庫しておりますので検索してみてください。
★試聴曲は別レコードの音源です。
A-1. The Saddest Song (Gordon Waller) 3:50
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A-2. I Won’t Be Your Ruin (Gordon Waller) 3:04
A-3. At The End Of The Day (Gordon Waller) 2:43
A-4. Before You Go To Sleep (Gordon Waller) 3:11
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A-5. Where This Whole Thing Began (Gordon Waller) 2:34
B-1. Rocky Road To Clear (Thomas Jefferson Kaye / Joanne Vent) 3:26
B-2. Be Careful, There’s A Baby In The House (Loudon Wainwright III) 2:40
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B-3. Stranger With A Black Dove (Gordon Waller / Peter Asher) 4:25
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B-4. Collection Box (Thomas Jefferson Kaye / Joanne Vent) 7:50
Charlie Brown ; Lead Guitar
Donald Payne ; Bass
Richard Crooks ; Drums
Ted Wender ; Piano, Keyboard
Thomas Jefferson Kaye ; Rhythm Guitar
Ken Kosek ; Fiddle
Gordon Waller ; Guitar
Eric Weissberg ; Steel Guitar, Banjo, Dobro
Background Vocals ; Joanne Vent, Gene MacDaniels, Jean Monteray, Charlotte Laws, Thomas Jefferso Kaye