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*** LP ： USA 1964 / Columbia / CL 2153 ***
■　コンディション　■
B / B- / WD
ジャケット：背表紙と下辺に水濡れの形跡があり、少し波打ち、歪みが生じています。四隅スレ。上下辺スレ、特に左右下角近辺はすり切れ気味の強いスレ。背表紙はまずまず。正面は薄スレ。裏面は薄汚れ、背表紙と下辺沿いに水濡れによるものと思われるシミ。ちょっとぼろい感じです。
ディスク：レーベルはヒゲが少々、B面にプロモシール。盤面はスレ多数、すり傷や音に出る傷も見られます。かなり聴きこまれたものと思われ全体にバックグラウンドノイズは多め／強めに出ます。A3-A5にちょっと目立つライン、A4-A5は別の傷が見られます。試聴したところA3,A4は軽いプツ音が出たり出なかったりでさほど気にならないレベル、A5はひどくはないもののはっきりわかるレベルのプツ音が20数回、徐々に薄くなって終盤に消えます。取り込み音源でご確認ください。
内袋は新しい穴開きタイプが付属。

ジュディ・ロデリック、64年のデビュー作「エイント・ナッシング・バット・ザ・ブルース」。
スワンプの名バンド"60,000,000 Buffalo"の紅一点として後の72年に素晴らしい作品を残すことになるあのジュディです。Buffaloの8年前ということになりますね。ここでの彼女はみずからギターを弾きながら歌う渋い女性ブルースシンガーという側面を見せてくれます。
ジュディのヴォーカルはとても表情豊か。強靭なのどを披露したかと思うと、ぐっとくだけてファニーな側面を見せたり、時にカレン・ダルトンの影がふっとよぎったりもします。激渋アコースティック・ブルースにオールドジャズのアレンジが施されたサウンド作りもいい感じですね。
ちなみに翌65年に2nd"Woman Blue"（これも名作！）した後7年間レコードリリースがなく、72年になって突然"60,000,000 Buffalo"でスワンプ名盤を発表したのでした。
レアです。
強力推薦盤！

難あり特価です。
難ありとは言えがんがん聴くには問題なし。なかなか出会えないレア盤なのでオススメですよ。











試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A1 Wild Women Don't Sing The Blues 2:21
A2 Come Back, Baby 2:39
A3 Brother, Can You Spare A Dime- 3:35
A4 Mama Goes Where Papa Goes (Or Papa Don't Go Out Tonight) 2:49
A5 Baltimore Oriole 2:34
　 Direct Link
　※盤質確認用。A4-A5連続です。
A6 Miss Brown To You 2:26
B1 He Was A Friend Of Mine 2:05
B2 Blues On My Ceiling 3:22
B3 I'm Going To Live The Life I Sing About In My Song 2:32
B4 Things About Going My Way 3:20
B5 Don't Let The Sun Catch You Crying 3:17
B6 Moanin' Low 3:28

Vocals, Guitar - Judy Roderick
Producer, Piano, Organ, Conductor, Sleeve Notes - Bobby Scott
Harmonica - John Hammond, Jr.
Trombone - Lou McGarity
Trumpet - Sidney DeParis
Photography By [Cover] - Rowland Scherman

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