*** LP : UK 1972 / Polydor / 2383 114 ***
■ コンディション ■
A- / B+
ジャケット:非コーティングのぺらジャケ。四隅、上下辺薄スレ、背表紙はまずまず。正面左右の上角にスタンプ、軽いスレ。裏面も軽いスレ。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面はA面に目立つラインが2本みられ、そのうちの1本は軽いプツ音を少し発生します。A4の静音部でわかりますが、それ以外ではほとんど無視できるレベルです。実際の取り込み音源でご確認ください。B面はとてもきれい。
マトリクスはA//1 B//1。
パテントNo.入り内袋付属。
当店一押しの英国スワンプ隠れ裏名盤、アッシュマン・レイノルズの唯一作「ストップ・オフ」。
バンド名は紅一点のアリキとリーダーであるハリーの名前から取られており、この二人を中心にバックメンバーが付いた5人組といったスタイルになっています。
ハリー・レイノルズはウェールズ出身で60年代初頭にロンドンにやってきて音楽活動を始めています。ロードサッチのSAVAGESや「ヘアー」にベーシストとして参加していたこともありました。
一方のアリキ・アッシュマンは60年代末期にSweetwater Canalというバンドを組んだ後ジンジャー・ベイカーのエアフォースにヴォーカリストして参加。ここでハリーと出会ってバンド結成となったようです。
他メンバーではEdwards Handの片割れロッド・エドワーズや後にフリートウッド・マックに参加するボブ・ウェストンあたりが有名でしょうか。このボブ・ウェストンのギターが最高!スライドも泣きまくっています。
内容の方は裏名盤とは言ったものの裏どころではない英国スワンプの大名盤といってよいでしょう。
スワンプ・ファンならツボ押されまくりでA面B面最後まで聴いてしまうこと請け合いであります。保証します!!
英国スワンプならではの哀愁味もしっかりあるし、ザ・バンドをほうふつさせる泣きのバラードなんかもあって、もう最高!英国スワンプ5本の指に入るんじゃないかなぁ?
個人的にはもう少しアリキのソロパートを増やして欲しかったなぁとは思いますけどね。
まぁこの手のジャンルが好きな方なら基本盤といってよいでしょう。
超強力大推薦盤!!!
激レアな英国オリジナル盤。
(おまけ:レアなライヴ、素晴らしい!!)
[A]
1.Come Right In (Reynolds)
2.Country Man (Reynolds)
3.Long Long Road (Reynolds)
4.They're Only Gonna Take My Life (Reynolds & Hand)
Direct Link
※音質確認用:静かなパートで軽いプツ音がわかりますが、この曲以外はほとんどわからないレベルです
5.Hymn For Him (Ashman Reynolds)
[B]
1.I Wish I Knew (Reynolds)
2.Work Out The Score (Ashman Reynolds)
3.Taking Off (Ashman Reynolds and Weston)
4.My Father's Side (Reynolds)
5.Help Me (Ashman Reynolds)
Aliki Ashman : Vocals
Harry Reynolds : Electric Bass, Acoustic Guitars, Vocals
Bob Weston : 1st Lead And Slide Guitars
Rod Edwards : Piano, Organ, Harmonium, Vocals, Acoustic Guitar
Keith Boyce : Drums
Micky Keen : 2nd Electric And 2nd Acoustic Guitars
Tony Clarke : Percussion
The Ladbroke Horns Led By Mike Rosen
Madeleine Bell & Lisa Strike Vocals
Diolch yn fawr to Gary Edwards
The band wish to thank Harry Nilsson for keeping them happy
Producer : Jon Miller For Triumvirate
Recorded At A.I.R. Studios London