*** LP : USA 1981 / Select / SEL 21611 ***
■ コンディション ■
A- / A
ジャケット:四隅わずかな打痕。表面に経年の薄シミがありますが、ぴんとした美品です。
ディスク:新品同様極美品です
チャック・E・ワイスの81年デビュー作「ジ・アザー・サイド・オブ・タウン」。
トム・ウエイツの親友にして、リッキー・リー・ジョーンズの名曲「恋するチャック(Chuck E’s In Love)」のモデル。
本作は制作途中で断念したものを、勝手に発売されてしまったものだとか・・・
制作途上なので「完成度」はありませんが、感触としてはトム・ウエイツの初期作の手触り、けっして上手くない歌、タバコの煙が似合いそうなざらついた感じの声、ロックンロールを歌ってもどこか醒めた感覚で、ビートニクの匂いが漂ってきます。
A-1は正調「トム・ウエイツ」節で、そのままニュー・オーリンズ風のピアノがとても心地よいロックンロールに突入します。
このアルバム全編で素晴らしいピアノを披露しているのが、ドクター・ジョンというのもポイントが高いですね。
A-3「Sidekick」はジャジーかつブルージーなバラードで、途中から絡みだしたと思ったら後半ではしっかりソロを取るヴォーカルは明らかにリッキー・リー・ジョーンズ……「大人の事情」でクレジットされなかったようです。
シンガーソングライター好きなら持っていてうれしい作品です。
オススメ。
米国オリジナル盤。
美品です。
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
A-1. Luigi's Starlite Lounge
A-2. Saturday Night Fish Fry
A-3. Sidekick (Vo: Rickie Lee Jones)
Direct Link
※本作は何といってもA1〜A3までの流れが最高なのでまとめてお聴きください。
A-4. Gina
B-1. Tropicana
B-2. Sparky
B-3. Juvenile Delinquent
B-4. The Other Side of Town
Chuck E. Weiss ‐Percussion, Vocals
Dr. John ‐Keyboards
Alvin Robinson ‐Guitar
Larry Taylor ‐Bass
Fred Staehle ‐Drums