*** LP : USA 1971 / Polydor / PD-5010 ***
■ コンディション ■
B+ / B+ / CO WOC
ジャケット:雰囲気のある分厚いザラ紙見開きジャケットです。右上コーナーカット。四隅スレ。上下辺軽いスレ、背表紙の折れ目スレ。正面は軽微な薄スレわずかできれい裏面は上辺沿いにテープの剥がし跡(目立ちません)、右上にマジックの書き込み、下辺沿いに破れ少々。中面はきれい。色々書きましたが全体にきれいな印象のしっかりとした良品です。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。A面はほとんど使用感なしできれい。B面もきれいなのですがB1後半からB3にかけてちょっと目立つこすったような跡がありますが、これは音には出ません。またB3終わりからB4初めにかけて小傷がありプツ音を発生します。実際の音源でご確認ください。
カンパニー内袋付属。
昔からスワンプ定番とされてきたモーディケイ・ジョーンズの唯一ソロ作。
リンク・レイのスワンプ期にレイ自身のソロアルバムと同じ編成で制作されたアルバム。
メリーランドの農場の鳥小屋を改造したスタジオ"Wray's Shack 3 Tracks"でプリミティブに録音された音が、強烈なスワンプ臭を放っています。
最小限の編成が織り成す、ねばつくような蒸し暑いサウンド。
個人的にはレイのアルバムとともにスワンプロックの理想郷とも言える世界です。
ちなみに冒頭の「ウォーキン・イン・ザ・サン」はリンク・レイもその後の73年のソロ作"Be What You Want To"で"Tucson, Arizona"として再演している泣きの名曲ですね。
ジャケットの渋いかっこよさも特筆物ですね。この良さはアナログジャケットをなでなでしないとわかりません。
このアルバムはリンク・レイの71年版アルバムと同じ編成で同時期に制作されたものなので双子みたいなもの。是非一緒に聞いていただきたいですね。Mordicaiももちろんこのレイのアルバムに参加しています。
近頃はすっかり入手困難なレア盤になってしまいました。
無骨な質感の素晴らしいデザインのジャケットも存在感ありまくりでたまらんです。
超オススメ!!
ウルトラ大推薦盤!!!!
試聴曲は現品からの取り込み音源です。
[A]
Walkin' in the Arizona Sun" (Link Wray/Steve Verroca) - 2:53
Scorpio Woman" (Link Wray/Steve Verroca) - 3:47
The Coca Cola Sign Blinds My Eye" (Link Wray/Bobby Howard/Steve Verroca) - 6:24
All I Want to Say" (Link Wray/Steve Verroca) - 3:12
All Because of a Woman" (Link Wray/Steve Verroca) - 3:20
[B]
On the Run" (Link Wray/Bobby Howard/Steve Verroca) - 5:45
Son of a Simple Man" (Link Wray/Steve Verroca) - 4:22
Precious Jewel" (Roy Acuff) - 2:14
Days Before Custer" (Link Wray/Steve Verroca) - 4:01
音質確認も兼ねてB3〜B4連続です。B3終わりからB4冒頭にかけてプツ音が発生しています。
Direct Link
Gandy Dancer" (Link Wray/Bobby Howard/Steve Verroca) - 3:30
Link Wray - electric guitar, steel guitar, bass
Doug Wray - rhythm guitar, background vocals
Bobby Howard (Mordicai Jones)- keyboards, lead vocals
Bill Hodges - organ, piano, harmonica, background vocals
Steve Verroca - drums, percussion, background vocals
John Grummere - electric guitar, background vocals
Norman Sue - bass, background vocals
Ned Levin - background vocals
Producer: Steve Verroca
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