*** LP : UK 1973 / Polydor / 2383 233 ***
■ コンディション ■
A- / A-
ジャケット:正面のみラミネートコーティングされた美しいジャケット。上部の角はぴんとしてきれいですが、左右下角は微細なスレ。ラミネートの表面はくすみや汚れもほぼなくつやつやでとてもきれい。ラミネートの軽いシワが少々。非コーティングの裏面は下部に軽微な薄スレがほんの少し。開口部側上部に軽いシワ少々。開口部内側にテープ跡。総じて使用感が少なくラミネートの貼りぎわにありがちな汚れもなく美品です。
ディスク:レーベルはヒゲ無し。盤面も新品同様と言える美品。ただしプレスミスによる微細な突起が(1)B3の後半、(2)B3-B4の曲間、(3)B4の前半の3か所にあります。(1)と(2)は2回程極めて低いコツンという音を発しますがわかりにくいと思います、(3)はややわかりやすい低いコツ音4回程ですがそれでも鑑賞にはほとんど影響しないレベルと思います。(2)と(3)を取込音源でご確認ください。
マトリクスはA//2 B//2(これしかないはず)。
パテントNo.入り穴開きポリ内貼り内袋付属。
ジョー・ソープの「キープ・イット・クリーン」。ラビリンス:5030.
英国SSW/フォークロックの超絶名盤「テネント&モリソン」の2ndアルバムとも言えます。
ジョン・テネント、デイヴ・モリソンの二人に加え、前作にも参加していたご存じウイングスのギタリスト、ジミー・マカロック、ELOでおなじみヴァイオリンのマイク・カミンスキー、フォーザリンゲイ等売れっ子ドラマーのジェリー・コンウェイなどが参加した、ブリティッシュロック裏街道の知られざる名バンドでもありますね。
プロデュースは安心安全のサンディ・ロバートン。楽曲はすべてテネント&モリソンの自作です。
前作路線のアメリカ憧憬もののフォークロック路線もありますが、基本線は腰を据えてぐっと重心を低くした感のあるダークで湿り気のある英国スワンプといったらよいでしょうか。
重厚なマカロックのギターに名手デイヴ・モリソンのボトルネックギター、さらに天空高く飛翔するマイク・カミンスキーのヴァイオリンという具合で、たまらんですね。私は前作はもちろん超絶愛聴盤ですがこちらの方も負けずと大好きであります。
ちなみにこの人達は81年に再結成的な"Dave Morrison With Joe Soap"を発表しており、これもスライドが泣きまくる良い作品です。
激レアな英国オリジナル盤。
年々見つからなくなってきてます。
お見逃しなく!
A1 Talkin' Bout You
A2 Warning Sign
A3 Lay It On Me
A4 Whatever The Song Is Now
A5 Get It Out From Under
B1 Feels Strange
B2 On The Wing
B3 Time
B4 All Out Now
Direct Link
音質確認用。B3が終わって無音部で1回、B4が始まって1回低いコツ音、この音源の終了前に4回低いコツ音。
B5 Birdman
Written-By Morrison (tracks: 1, 2, 3, 5 to 9), Tennent (tracks: 1 to 6, 8, 9, 10)
Guitar, Vocals John Tennent
Slide Guitar [Bottleneck], Vocals Dave Morrison
Guitar Jimmy McCulloch
Bass Jeff Pearce
Drums Jerry Conway
Violin Mike Kaminski
Producer Sandy Roberton
Executive-Producer Mark London, Peter Grant
Design Norman Batley
Photography By [Cover] Peter Lavery